特許
J-GLOBAL ID:200903005049926500
偏光変換素子とその製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
上柳 雅誉
, 宮坂 一彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-031609
公開番号(公開出願番号):特開2007-279693
出願日: 2007年02月13日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】ガラス平板との境界面において偏光分離膜が剥離したり、或いはクラックが発生したりすることがない偏光変換素子を提供する。【解決手段】偏光分離膜10と反射膜4とを備える第1の透光性部材2と、第1の透光性部材2と交互に貼り合わされる第2の透光性部材3と、偏光分離膜10を透過した偏光光の光路上又は反射膜4により反射された偏光光の光路上のいずれか一方に偏光光を変換する1/2波長板5とを有し、偏光分離膜10を、圧縮応力を有するSiO2膜12とランタンチタネート膜11とを交互に積層した第1の偏光分離膜層膜10aと、引張応力を有するMgF2膜13とランタンチタネート膜11とを交互に積層した第2の偏光分離膜層10bとにより形成した。【選択図】図2
請求項(抜粋):
光入射面と、前記光入射面にほぼ平行な光出射面とを有し、前記光入射面及び光出射面と所定の角度をなすように形成されたほぼ平行な第1及び第2の膜形成面と、前記第1の膜形成面上に形成された偏光分離膜と、前記第2の膜形成面上に形成された反射膜と、を備える第1の透光性部材と、
前記第1の透光性部材と交互に貼り合わされ、前記第1の透光性部材の前記各光入射面及び各光出射面と夫々同一平面に形成された光入射面及び光出射面を夫々有する複数の第2の透光性部材と、
前記偏光分離膜を透過した偏光光の光路上又は前記反射膜により反射された偏光光の光路上のいずれか一方に配置された偏光光を変換する偏光変換部材と、を備え、
前記偏光分離膜を、圧縮応力を有する第1の低屈折率材料から成る第1の低屈折率膜と高屈折率材料から成る高屈折率膜とを交互に積層した第1の偏光分離膜層と、引張応力を有する第2の低屈折率材料から成る第2の低屈折率膜と前記高屈折率膜とを交互に積層した第2の偏光分離膜層と、により形成したことを特徴とする偏光変換素子。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (13件):
2H049BA05
, 2H049BA07
, 2H049BA43
, 2H049BB03
, 2H049BB51
, 2H049BC09
, 2H049BC13
, 2H049BC14
, 2H049BC22
, 2H199AB13
, 2H199AB29
, 2H199AB43
, 2H199AB48
引用特許: