特許
J-GLOBAL ID:200903005133731757

多波長試料分析用透過格子ビーム・スプリッタを有する検出器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-525746
公開番号(公開出願番号):特表2001-527214
出願日: 1998年12月22日
公開日(公表日): 2001年12月25日
要約:
【要約】DNA試料識別用検出器は、透過格子ビーム・スプリッタ(TGBS)(38)を備えている。TGBSは、標識されたDNA試料(22)からの蛍光(26)を0次成分および1次成分に分割し、これらの成分は、共にCCDカメラ(30)の2次元検出器アレイ(31)上で検出される。DNA試料は、各々が各ヌクレオチドに特有の染料であり、すべての4つの染料が、同じ単色励起信号にわずかに異なるように応答する、4つの蛍光染料で標識される。0次成分および1次成分は、検出器アレイ内の画素列に沿って検出され、互いに間隔を置いて配置される。1次成分は、0次成分位置(39a)に対する位置が蛍光の周波数に依存する画素に入射される。したがって、信号エネルギーが検出されるアレイ上の位置は、特定の染料、したがって、その染料によって標識されている対応するヌクレオチドの存在を示す。0次画素および選択された1次画素での信号エネルギーを監視することによって、特定のヌクレオチドを識別できるようにする1組のデータが得られる。
請求項(抜粋):
互いに間隔を置いて配置された第1の数の蛍光源からの蛍光を同時に検知する光検出器であって、 各画素が、それに入射する光の強度を測定するように配置されており、前記検出器アレイ内の列の数が前記第1の数を超える、複数の画素行および画素列を備える2次元検出器アレイと、 前記検出器アレイと前記蛍光源との間に配置され、少なくとも1つの所定の波長が前記検出器アレイに到達するのを遮断するために選択され配置されたフィルタと、 前記検出器アレイと前記蛍光源との間に配置され、前記蛍光を前記検出器アレイ上に焦点を結ばせるために選択され配置されたレンズと、 前記検出器アレイと前記蛍光源との間に配置され、前記蛍光源からの前記蛍光を少なくとも0次成分および1次成分に分離する透過格子ビーム・スプリッタ(TGBS)とを備え、 各蛍光源からの前記0次成分が、対応する列に属する少なくとも1つの第1の画素に入射し、前記各蛍光源からの前記1次光成分が、複数の第2の画素に入射し、前記第2の画素がそれぞれ、この第2の画素に入射した1次光成分の波長を示す前記少なくとも1つの第1の画素からの距離を有することを特徴とする光検出器。
IPC (2件):
G01N 21/64 ,  G01N 27/447
FI (2件):
G01N 21/64 F ,  G01N 27/26 325 B
Fターム (15件):
2G043AA01 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043EA19 ,  2G043HA01 ,  2G043HA09 ,  2G043JA02 ,  2G043JA04 ,  2G043KA02 ,  2G043KA05 ,  2G043KA09 ,  2G043LA03 ,  2G043NA06
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平1-116441
  • 分光画像計測装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-125711   出願人:富士写真フイルム株式会社

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