特許
J-GLOBAL ID:200903005134446592

静電容量の小さな電極形状を有する集積型光変調器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 正雄
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-535276
公開番号(公開出願番号):特表2000-507717
出願日: 1997年03月13日
公開日(公表日): 2000年06月20日
要約:
【要約】光を伝導する基体上に形成されると共に該基体上に形成された一対の光導波路(414、416)を含む光変調器が記述される。該導波路は相互に実質的に同延的に延在すると共に該導波路の行程に沿って漸進的に変化する横手方向距離により相互から離間されている。該導波路は、外部電極アセンブリと中央電極アセンブリとの間を通過すべく配置されている。外部電極アセンブリ(406、1401)は、該外部電極アセンブリと中央電極アセンブリ(420、421)に亙る電圧が印加されたときに中央電極アセンブリと外部電極アセンブリとの間に電界を生成する如く、中央電極アセンブリを実質的に囲繞する。外部電極アセンブリと中央電極アセンブリとの相互作用の結果としての実効静電容量を最小化すべく、中央電極アセンブリは、導波路が通過する領域内で生成される電界強度を最大化する一方で全体的実効静電容量を最小化すべく配置された複数個の別体の電極セグメントを用いて構成される。斯かる中央電極形態を用いることにより、単一個の中実中央電極を用いた変調器と比較して、本発明の変調器の静電容量は減少され従って全体的帯域幅は拡大される。
請求項(抜粋):
光学材料性の基体と、 上記基体内に形成され、長手方向において相互に実質的に同延的に延在する第1および第2の導波路の対であって、該第1および第2の導波路の行程に沿って漸進的に変化する横手方向距離により離間された第1および第2の導波路の対と、 上記第1導波路に近接して配置されると共に該第1導波路の長手方向に延伸する第1長寸外部電極セグメントと、 上記第2導波路に近接して配置されると共に該第2導波路の長手方向に延伸する第2長寸外部電極セグメントと、 上記第1導波路に近接して配置されると共に該第1導波路の長手方向に延伸する第1長寸内部電極セグメントと、 上記第2導波路に近接して配置された第2長寸内部電極セグメントと、 上記第1および第2の長寸内部電極セグメントは上記第1および第2の導波路の間に位置せしめられると共に少なくともそれらの丈の一部に沿って離間され、上記第1導波路は上記第1外部長寸電極セグメントと上記第1内部長寸電極セグメントとにより形成された第1の電極対の間に位置せしめられ、且つ、上記第2導波路セグメントは上記第2外部長寸電極セグメントと上記第2内部長寸電極セグメントとにより形成された第2の電極対の間に位置せしめられており、 上記第1および第2の導波路セグメントに連結され、該導波路セグメントの各々に対して片方の部分光を導入すべく2つの部分光を導入する入力カプラと、 上記2つの部分光が上記第1および第2の導波路セグメントから出た後で該2つの部分光を相互に組合わせて変調光出力信号を生成する出力カプラとを備えて成る、光変調器。
引用特許:
審査官引用 (6件)
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