特許
J-GLOBAL ID:200903005166795050

難燃性樹脂組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鍬田 充生
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-187156
公開番号(公開出願番号):特開2003-082210
出願日: 2002年06月27日
公開日(公表日): 2003年03月19日
要約:
【要約】【課題】 難燃剤の染み出しがなく、良好な耐熱性を有し、高度に難燃化されたポリアルキレンアリレート系樹脂組成物を得る。【解決手段】 フェノール系樹脂とホスファゼンとで構成された難燃剤を用いるとともに、スチレン系樹脂を配合することにより、ポリアルキレンアリレート系樹脂を難燃化する。前記ホスファゼン化合物は、環状フェノキシホスファゼン化合物、鎖状フェノキシホスファゼン化合物、又は架橋フェノキシホスファゼン化合物である。
請求項(抜粋):
樹脂成分と難燃剤とで構成された組成物であって、樹脂成分が、ポリアルキレンアリレート系樹脂とスチレン系樹脂とで構成され、難燃剤が、ホスファゼン化合物とフェノール系樹脂とで構成され、前記ホスファゼン化合物が、下記の(1)環状フェノキシホスファゼン化合物、(2)鎖状フェノキシホスファゼン化合物、及び(3)架橋フェノキシホスファゼン化合物から選ばれた少なくとも一種である難燃性樹脂組成物。(1)環状フェノキシホスファゼン化合物【化1】(式中、mは3〜25の整数を示す。Phはフェニル基を示す)(2)鎖状フェノキシホスファゼン化合物【化2】[式中、X1は基-N=P(OPh)3又は基-N=P(O)OPhを示し、Y1は基-P(OPh)4又は基-P(O)(OPh)2を示す。nは3〜10,000の整数を示す。Phは前記式(1)と同様である](3)架橋フェノキシホスファゼン化合物前記環状フェノキシホスファゼン化合物(1)及び鎖状フェノキシホスファゼン化合物(2)から選ばれた少なくとも1種のフェノキシホスファゼン化合物が、o-フェニレン基、m-フェニレン基、p-フェニレン基及び式(3)【化3】[式中、Aは-C(CH3)2-、-SO2-、-S-又は-O-を示す。aは0又は1を示す]で表されるビスフェニレン基から選ばれた少なくとも1種の架橋基で架橋された化合物であって、この架橋基は前記ホスファゼン化合物のフェニル基が脱離した2個の酸素原子間に介在しており、架橋化合物中のフェニル基の含有割合が前記ホスファゼン化合物(1)及び(2)から選択された少なくとも一種のホスファゼン化合物中の全フェニル基の総数を基準に50〜99.9モル%であり、かつ分子内にフリーの水酸基を有さない化合物
IPC (10件):
C08L 67/02 ZAB ,  C08J 5/00 CFD ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08L 25/00 ,  C08L 25/18 ,  C08L 61/04 ,  C08L 65/00 ,  C08L 85/02 ,  C08L101/00
FI (10件):
C08L 67/02 ZAB ,  C08J 5/00 CFD ,  C08K 3/00 ,  C08K 5/00 ,  C08L 25/00 ,  C08L 25/18 ,  C08L 61/04 ,  C08L 65/00 ,  C08L 85/02 ,  C08L101/00
Fターム (26件):
4F071AA22 ,  4F071AA41 ,  4F071AA45 ,  4F071AA46 ,  4F071AA68 ,  4F071AA81 ,  4F071AF47 ,  4F071AH12 ,  4F071BA01 ,  4F071BC07 ,  4J002BC032 ,  4J002BC062 ,  4J002BC072 ,  4J002BC082 ,  4J002BC092 ,  4J002BC124 ,  4J002BN152 ,  4J002CC044 ,  4J002CC054 ,  4J002CC064 ,  4J002CE004 ,  4J002CF051 ,  4J002CF061 ,  4J002CQ013 ,  4J002FD133 ,  4J002FD134
引用特許:
審査官引用 (13件)
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