特許
J-GLOBAL ID:200903005183250733

磁気式制振器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-003476
公開番号(公開出願番号):特開平10-196714
出願日: 1997年01月13日
公開日(公表日): 1998年07月31日
要約:
【要約】【課題】 小型、高性能かつ高い信頼性で制振対象物の振動を低減可能な磁気式制振装置を提供する。【解決手段】 本発明に係る磁気式制振器は、制振対象物1に固定される固定部と、固定部に取り付けられ要素磁石を配列してなる固定部群磁石と、この固定部群磁石と対向して異磁極を配列してなる可動部群磁石と、可動部群磁石が固定される可動重量部34と、固定部群磁石と可動部群磁石間に介挿される導体板16と、可動支持部31とを有し、前記固定部は下部固定部18と、上部固定部21、中間固定部19とから構成され、また固定部群磁石は下部固定部群磁石29と、上部固定部群磁石28とから構成され、可動部群磁石は、可動部上部群磁石36と、可動部下部群磁石37とから構成されており、前記上部固定部群磁石28と可動部上部群磁石36間および下部固定部群磁石29と可動部下部群磁石37間の相対位置を調整するための群磁石間位置調整部23,24,25とから構成されている。
請求項(抜粋):
制振対象物に固定される固定部と、固定部に取り付けられ複数個の要素磁石を任意に配列してなる固定部群磁石と、この固定部群磁石と空隙を介して対向し固定部群磁石の要素磁石の磁極と異なる磁極を有する要素磁石を配列してなる可動部群磁石と、可動部群磁石が固定される可動重量部と、固定部群磁石と可動部群磁石間に介挿される導体板と、可動部群磁石および可動重量部を前記固定部と相対的に運動させるための可動支持部とから構成される磁気式制振器において、制振対象物に固定される下部固定部と、下部固定部とは任意の間隔を開けて設けられる上部固定部と、下部固定部と上部固定部の間隔を保持するように固定される中間固定部と、前記下部固定部に取り付けられる下部固定部群磁石と、前記上部固定部に取り付けられる上部固定部群磁石と、前記上部固定部と下部固定部の間に設けられる可動重量部と、この可動重量部の上面および下面に取り付けられ前記上部固定部群磁石および下部固定部群磁石とは空隙を介して対向する可動部上部群磁石および可動部下部群磁石と、前記上部固定部群磁石と可動部上部群磁石間あるいは下部固定部群磁石と可動部下部群磁石間の少なくとも一方に介挿される導体板と、上部固定部群磁石と可動部上部群磁石間および下部固定部群磁石と可動部下部群磁石間の相対位置を調整するための群磁石間位置調整部と、可動重量部,可動部上部群磁石および可動部下部群磁石を上部固定部群磁石および下部固定部群磁石と相対的に運動させるための任意の可動支持部とを有することを特徴とする磁気式制振器。
引用特許:
審査官引用 (8件)
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