特許
J-GLOBAL ID:200903005204705108

緊急自動ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-147972
公開番号(公開出願番号):特開平10-338111
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 緊急自動ブレーキ作動時での安全性保持が充分に得られるようにした緊急自動ブレーキ装置を提供すること。【解決手段】 緊急自動ブレーキ制御手段3は、車両状態検出手段1で検出した車両状態データと、走行環境検出手段2で検出した走行環境データにより緊急自動ブレーキを作動させるか否かを判定し、緊急自動ブレーキを作動させると判定された場合、報知/作動タイミング制御手段4で、そのことを報知する指令を出力し、この後、予め定めてある所定の時間経過したタイミングで緊急自動ブレーキを作動させる指令を出力するようにしたもの。従って、緊急時、自動ブレーキが作動される事態になったときは、まず報知手段6により、このことが報知された後で車両のブレーキが掛けられることになるので、運転者を含む乗員は、緊急自動ブレーキが掛かるであろうことを予め知ることができ、この結果、緊急自動ブレーキによる強い慣性力にも慌てずに対応でき、仮に衝突した場合でも、予め身構えることができるので、損傷を最小限に抑えることができる。
請求項(抜粋):
自己車両の走行速度を含む自己車両の状態を検出する車両状態検出手段と、自己車両と他車両との車間距離及び相対速度を含む自己車両の走行環境を検出する走行環境検出手段と、これら車両状態検出手段からの車両状態データと前記走行環境検出手段からの走行環境データより緊急自動ブレーキを作動させるか否かを判定する緊急自動ブレーキ制御手段と、この緊急自動ブレーキ制御手段の判定結果に応じて車両のブレーキを作動させる緊急自動ブレーキ作動手段を備えた緊急自動ブレーキ装置において、前記緊急自動ブレーキ制御手段の判定結果に応じて緊急自動ブレーキ作動報知指令を出力し、前記車両状態データと前記走行環境この緊急自動ブレーキ作動報知指令出力後、緊急自動ブレーキを作動させるまでの待ち時間を設定する報知/作動タイミング制御手段と、前記報知/作動タイミング制御手段の報知指令により音声などにより報知を行う報知手段とを設け、前記報知手段の報知開始から所定の時間後に緊急自動ブレーキを作動させるように構成したことを特徴とする緊急自動ブレーキ装置。
IPC (5件):
B60T 7/12 ,  B60K 28/06 ,  B60R 21/00 620 ,  B60R 22/46 ,  G01S 13/93
FI (6件):
B60T 7/12 Z ,  B60T 7/12 C ,  B60K 28/06 A ,  B60R 21/00 620 Z ,  B60R 22/46 ,  G01S 13/93
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平3-224858
  • 車両の自動制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-078354   出願人:マツダ株式会社
  • 特開平3-224858
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