特許

J-GLOBAL ID：200903005207916029

貯留施設の遮水構造

発明者： 小谷 克己 ,  石田 道彦 ,  黒岩 正夫 ,  十河 潔司
出願人/特許権者： 株式会社大林組
代理人 (1件)： 久寶 聡博
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-269286
公開番号（公開出願番号）：特開平9-085210
出願日： 1995年09月22日
公開日（公表日）： 1997年03月31日
要約：

【要約】【課題】一重の遮水シートで破損箇所近傍に確実に固化材を充填する。【解決手段】本発明に係る貯留施設の遮水構造21は、地盤の底面3に一重の遮水シート22を敷設するとともに、該遮水シート22上に仕切り体23を碁盤目状に配設し、遮水シート22上の空間を複数の区画に分割してある。仕切り体23で分割された遮水シート22上の各区画には、浸透層27および不浸透層28を積層してあり、浸透層27は、廃棄物による上載荷重が作用しても圧縮量が小さく、固化材が充填される空隙構造がつぶれることがないように構成し、不浸透層28は、固化材の流出や貯留物の流入を防止できるように、不織布等で構成しておく。また、浸透層27には、固化材充填用ホース29の出口端を各区画ごとに連通配置してある。

請求項（抜粋）：

山間部等に形成された凹部の底面に遮水シートを敷設するとともに該遮水シート上に所定の仕切り体を配設し、該仕切り体で分割された前記遮水シート上の各区画に固化材を浸透させるための浸透層と固化材の流出や貯留物の流入を防止する不浸透層とを前記浸透層を下層に前記不浸透層を上層として積層し、固化材充填手段に接続された固化材充填用ホースの出口端を前記浸透層に連通配置したことを特徴とする貯留施設の遮水構造。

IPC (3件)：

B09B 1/00 ZAB ,  E02B 3/12 ,  E02D 17/20 103

FI (3件)：

B09B 1/00 ZAB F ,  E02B 3/12 ,  E02D 17/20 103 D

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 漏水の検知修復に使用する検知修復体及び漏水検知修復方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平6-026235   出願人：三ツ星ベルト株式会社, 株式会社田中