特許
J-GLOBAL ID:200903005231634107
サイリスタ容器の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小島 清路
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-339643
公開番号(公開出願番号):特開平7-161864
出願日: 1993年12月02日
公開日(公表日): 1995年06月23日
要約:
【要約】【目的】 サイリスタ容器の製造方法において、サファイア製の光導入部材と、それを固定する部材とを正確な位置関係を維持しながら接合し、その後、他の構成部材と接合して誤動作の少ない光サイリスタ容器を得る。【構成】 サファイア製の円板状の光導入部材の片面の周縁に、メタライズ層とNiメッキ層とを形成し、これを高融点ロー材料(Ag-15Cu合金)によって900°Cに加熱して固定用部材に接合し、この光導入部材を接合した固定用部材を、金属製パイプによって、Al2O3 系のセラミック材からなる外周絶縁部材に固定し、この外周絶縁部材の一端面を金属製のフランジ上に載置し、他端面上に金属製のリング状のクッション材を置き、その内側開口部周縁に銅製の円板状のブロックを載せ、それら各部材の接合面には低融点ロー材料(Ag-Cu共晶)を配設して、830°Cに加熱して全体を接合し、サイリスタ容器を得る。
請求項(抜粋):
底面に光導入口を有し、上端開放側の外周にフランジ部を有し、且つ容器状の金属製固定用部材の上記光導入口の内面側に、板状のサファイア製光導入部材をロー材料にて接合するサイリスタ容器の製造方法において、上記固定用部材と上記光導入部材とを、融点950°C以下の高融点ロー材料によって接合し、その後、上記光導入部材が接合された固定用部材の上記フランジ部の内面側に、金属製筒体の一端部側を挿入し、該金属製筒体の他端部側を、セラミック製筒体の周壁に設けられた貫通孔に嵌通し、次いで、上記光導入部材が接合された固定用部材、上記金属製筒体及び上記セラミック製筒体、並びに該セラミック製筒体の一端面に接合されるリング状のフランジ部材、その他端面に接合されるリング状のクッション材及び該クッション材の内側開口部周縁に接合される金属製蓋部材を、低融点ロー材料によって、上記高融点ロー材料の融点未満の温度に加熱して接合することを特徴とするサイリスタ容器の製造方法。
IPC (5件):
H01L 23/10
, C04B 37/02
, G02B 26/00
, H01L 23/02
, H01L 29/74
FI (2件):
H01L 29/74 E
, H01L 29/74 L
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