特許
J-GLOBAL ID:200903005237092071

電動流量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-297869
公開番号(公開出願番号):特開2002-147896
出願日: 2000年09月29日
公開日(公表日): 2002年05月22日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、筒状ケースの上部と下部に、弁座と弁体からなる絞り弁部I、IIを構成させ、いずれの流れ方向の場合においても、冷媒圧力の上昇によって絞り弁部が開いてしまうことがなく、圧力が上昇しても確実な制御ができる電動流量制御弁の提供を目的とするものである。【解決手段】 本発明の電動流量制御弁は、筒状ケース31の上端部と下端部にそれぞれ上弁座シート32と下弁座シート33を設けると共に円筒状のロータ34の上部と下部にはロータの何れかが離接し且つ一体的に回動可能な上弁体35と下弁体36を設け、前記の上弁体35と上弁座シート32により絞り弁部I9aを構成させ、また下弁体36と下弁座シート33により絞り弁部II9bを構成させ、上流側となる絞り弁部I9aが開放される時には、下流側となる絞り弁部II9bにて流量制御を行えるようにしたことを特徴とする電動流量制御弁である。
請求項(抜粋):
非磁性体の筒状ケース(31)の外周に配置した固定コイル(38)と内部に配置したロータ(34)とにより前記ロータ(34)と一体的に回動する上弁体(35)及び下弁体(36)をステッピングモーター等の駆動手段によって可逆的に作動させ、該弁体の回動により2つの絞り弁部の何れかの開度を制御することにより、ヒートポンプ式冷凍サイクルの冷媒通過量を調整し、冷凍サイクルの能力制御を行う電動流量制御弁であって、前記の筒状ケース(31)の上端部と下端部にそれぞれ上弁座シート(32)と下弁座シート(33)を設けると共に円筒状のロータ(3)の上部と下部にはロータの端部に離接し且つ一体的に回動可能な上弁体35と下弁体(36)を設け、前記の上弁体35と上弁座シート(32)により上流側の絞り弁部(41)を構成させ、また下弁体(36)と下弁座シート(33)により下流側の絞り弁部(42)を構成させ、ヒートポンプ式冷凍サイクルの冷暖房の切り替えによる冷媒の流れ方向の違いにより、上流側絞り弁部(41)の上弁体(35)が上弁座シート(32)から離れると共に下流側の絞り弁部(42)の下弁体(36)が下弁座シート(33)に当接することにより、上流側の絞り弁部は駆動手段の位置に関係なく全開状態となり、下流側の絞り弁部のみを絞り弁として機能させ、冷媒の流れ方向により自動的に2箇所の絞り弁機構を使い分け、いずれの流れ方向の場合においても、冷媒圧力の上昇によって下流側の絞り弁部が開いてしまうことがなく、圧力が上昇しても確実な制御ができることを特徴とする電動流量制御弁。
IPC (6件):
F25B 41/04 ,  F16K 3/06 ,  F16K 3/08 ,  F16K 31/04 ,  F16K 31/68 ,  F25B 13/00 371
FI (6件):
F25B 41/04 A ,  F16K 3/06 A ,  F16K 3/08 ,  F16K 31/04 K ,  F16K 31/68 S ,  F25B 13/00 371
Fターム (30件):
3H053AA02 ,  3H053AA03 ,  3H053BA04 ,  3H053CA02 ,  3H053DA01 ,  3H057AA13 ,  3H057BB06 ,  3H057BB09 ,  3H057CC01 ,  3H057DD22 ,  3H057FA03 ,  3H057FA04 ,  3H057FD13 ,  3H057HH07 ,  3H057HH18 ,  3H062AA07 ,  3H062AA13 ,  3H062AA15 ,  3H062BB26 ,  3H062BB28 ,  3H062BB30 ,  3H062CC02 ,  3H062DD03 ,  3H062EE07 ,  3H062FF39 ,  3H062HH04 ,  3H062HH09 ,  3L092AA02 ,  3L092AA11 ,  3L092BA23
引用特許:
出願人引用 (1件)

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