特許
J-GLOBAL ID:200903005258324410

消費電力特性計算手段及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大前 要
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-009466
公開番号(公開出願番号):特開平11-213019
出願日: 1998年01月21日
公開日(公表日): 1999年08月06日
要約:
【要約】【課題】ゲートレベルの消費電力ライブラリを算出する際の時間を短縮する。【解決手段】1.回路網をトランジスタのゲート端子で部分回路網に区切り、部分回路の入力論理値と出力論理値との関係を算出し、次いで部分回路同士の接続関係と部分回路の入力論理値と出力論理値との関係に基づき各部分回路相互間での出力配線の出力論理値と入力論理変化の関係を算出し、このもとで各部分回路の入力論理変化を用いてそれらの消費電力を測定し、最後に入力論理変化に対応した各部分回路の消費電力の総和を回路網の消費電力とする。2.回路入力論理変化において電流の経路が同一のときは、流用を図る。3.異なる電流経路であっても、経路上のトランジスタが同一の順序で同じ電流特性を持つとき、同一と見なす。
請求項(抜粋):
トランジスタと入力配線と出力配線とを有する回路網を記憶する回路網記憶手段と、上記回路網の入力配線に与える論理変化である回路入力を記憶する回路入力記憶手段と、前記回路網記憶手段の記憶する回路網に含まれるトランジスタのゲート端子間の接続関係とゲート端子以外の端子間の接続関係は保持しつつ、ゲート端子とゲート端子以外の端子との接続関係を切り離した部分回路を作成して記憶する部分回路作成記憶手段と、前記部分回路作成記憶手段の作用と調整を図りつつ、上記部分回路相互の接続関係である部分回路接続関係を作成して記憶する部分回路接続関係作成記憶手段と、前記部分回路作成記憶手段の記憶内容をもとに、上記部分回路内にその外からの論理値を伝える部分回路入力配線における論理値と、上記部分回路内よりその外へ論理値を伝える部分回路出力配線における論理値との対応関係である部分回路入出力関係を各部分回路毎に算出して記憶する部分回路入出力関係算出記憶手段と、前記回路入力記憶手段の記憶内容と前記部分回路接続関係作成記憶手段の記憶内容と前記部分回路入出力関係算出記憶手段の記憶内容とをもとに、上記回路網の入力配線に与える論理変化とこれに対応する各部分回路の入力変化の対応関係を算出して記憶する回路入力対部分回路入力関係算出記憶手段と、前記部分回路作成記憶手段の記憶内容と前記部分回路入出力関係算出記憶手段の記憶内容をもとに、所定の手順で上記部分回路の入力論理変化列と各入力論理変化毎の消費電力との対応関係を算出して記憶する部分回路入力対消費電力関係算出記憶手段と、前記回路入力対部分回路入力関係算出記憶手段の記憶内容と前記部分回路入力対消費電力関係算出記憶手段の記憶内容とより、回路入力に対応する各部分回路入力の消費電力の総和を回路入力に対応する消費電力とみなして回路の消費電力を算出して記憶する回路消費電力算出記憶手段とを有していることを特徴とする消費電力特性計算手段。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  H01L 21/82
FI (2件):
G06F 15/60 664 Z ,  H01L 21/82 C
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
審査官引用 (1件)
  • CB-Power:A Hierarchical Cell-Based Power Characterization and Estimation 以下備考

前のページに戻る