特許
J-GLOBAL ID:200903005271012281

冷間鍛造用オーステナイト系ステンレス鋼線材の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 須賀 総夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-203439
公開番号(公開出願番号):特開平9-049019
出願日: 1995年08月09日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 冷間鍛造用のオーステナイト系ステンレス鋼線材の製造に当って、線材圧延後コイルに巻き取った線材を溶体化処理する工程を省略可能にする。【解決手段】 合金組成(SUSXM7,304J3,305J1の系統)において、C:0.010%およびN:0.025%以下の規制をし、線材圧延の仕上げ(巻き取り)温度を1050°C以上の高温にする。 それにより、実質上炭窒化物の析出のないオーステナイト組織であって、鍛造機のヘッダー加工に耐える軟らかさ(引張り強さ60kgf/mm2以下)が実現する。
請求項(抜粋):
Si:1.0%以下、Mn:2.0%以下、P:0.04%以下、S:0.03%以下、Cu:4.0%以下、Ni:8.0〜14.0%およびCr:17.0〜20.0%を含有し、C:0.010%以下、N:0.015%以下であって、残部が実質上Feからなる鋼を熱間で線材圧延し、仕上げ温度1050°C以上の高温で巻き取ることにより、実質上炭窒化物の析出がないオーステナイト組織を有し、引張り強さが60kgf/mm2以下である線材を得ることを特徴とする冷間鍛造用オーステナイト系ステンレス鋼線材の製造方法。
IPC (5件):
C21D 8/06 ,  B21B 3/02 ,  B21J 5/00 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/42
FI (5件):
C21D 8/06 B ,  B21B 3/02 ,  B21J 5/00 A ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/42
引用特許:
審査官引用 (14件)
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