特許
J-GLOBAL ID:200903005271957251

感熱プリント方法及び感熱プリンタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-265866
公開番号(公開出願番号):特開2002-067370
出願日: 2000年09月01日
公開日(公表日): 2002年03月05日
要約:
【要約】【課題】 画像の濃度が大きく変化する部分での濃度ムラの発生を軽減する。【解決手段】 演算処理部12はエネルギー変換LUTメモリ15により画像データを印画エネルギーに変換する。演算処理部12は、押圧分布LUTメモリ16と動摩擦係数LUTメモリ17から、各ライン毎にサーマルヘッド5にかかる摩擦負荷を算出し、前ラインとの差から負荷変動量を求める。高濃度ライン領域から低濃度ライン領域に移行する際に、濃度が急激に高くならないように、印画エネルギーが本来よりも小さい値に変換され、まわりの濃度よりも高い線状の濃度ムラの発生が抑えられる。低濃度ライン領域から高濃度ライン領域に移行する際に、濃度が急激に低くならないように、印画エネルギーが本来よりも大きな値に変換され、まわりの濃度よりも低い線状の濃度ムラの発生が抑えられる。
請求項(抜粋):
サーマルヘッドと感熱記録紙とを相対移動しながら、1ライン分の画像データに基づきサーマルヘッドの各発熱素子を駆動することにより、各画素毎に画像データに応じた印画エネルギーを感熱記録紙に与え、感熱記録紙を1ラインずつ発色記録する感熱プリント方法において、1ライン分の各画素の画像データを感熱記録紙に与えるべき印画エネルギーにそれぞれ変換し、感熱記録紙に対する各発熱素子毎の動摩擦係数と印画エネルギーとの関係を示すテーブル及び感熱記録紙に対する各発熱素子毎の押圧分布を示すテーブルを参照して、各ライン毎にサーマルヘッドにかかる負荷量を算出し、iラインの負荷量とその前の(i-1)ラインの負荷量との差からiラインの負荷変動量を求め、iラインの前後の負荷変動量に応じてiラインの各印画エネルギーを補正することを特徴とする感熱プリント方法。
FI (2件):
B41J 3/20 115 E ,  B41J 3/20 115 Z
Fターム (5件):
2C066CE01 ,  2C066CE02 ,  2C066CE06 ,  2C066CE11 ,  2C066CZ03
引用特許:
審査官引用 (2件)

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