特許
J-GLOBAL ID:200903005296685876

芳香族ポリアミドの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 郁男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-321112
公開番号(公開出願番号):特開平11-228690
出願日: 1998年11月11日
公開日(公表日): 1999年08月24日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 固相重合工程を経て芳香族ポリアミドを製造する際に、低次縮合物の融着を防ぎ、固相重合を円滑に進めることができる方法。【解決手段】 (A)テレフタル酸成分単位30〜100モル%を主体とするジカルボン酸成分単位と(B)脂肪族アルキレンジアミン成分単位50〜100モル%を主体とするジアミン単位とからなる芳香族ポリアミドを製造するに際して、(i) ジカルボン酸とジアミンとの重縮合反応により極限粘度[η]1が0.05〜0.2dL/gの固体状の低次縮合物を調製し、(ii) 該低次縮合物を195°C以下の温度で固相重合させて、極限粘度[η]2が関係式[η]2-[η]1=0.02〜0.1dL/gを満足する固相重合物を調製し、次いで(iii) 前記固相重合物を、さらに固相重合して[η]3が0.15〜1.1dL/gであり、かつ[η]3/[η]2が1.0を超えるように芳香族ポリアミドを調製する。
請求項(抜粋):
(A)テレフタル酸成分単位30〜100モル%と必要に応じて、テレフタル酸以外の環状ジカルボン酸成分単位0〜70モル%および必要に応じて炭素数7〜20の脂肪族ジカルボン酸0〜15モル%とからなるジカルボン酸成分単位と(B)炭素原子数4〜25の脂肪族アルキレンジアミンから誘導される成分単位50〜100モル%と、炭素原子数3〜25の脂環族ジアミンから誘導される成分単位0〜50モル%とからなるジアミン単位とからなる芳香族ポリアミドを製造するに際して、(i) ジカルボン酸とジアミンとの重縮合反応により極限粘度[η]1が0.05〜0.2dL/gの固体状の低次縮合物を調製し、(ii) 該低次縮合物を195°C以下の温度で固相重合させて、極限粘度[η]2が下記関係式[I]を満足する固相重合物を調製し、[η]2-[η]1=0.02〜0.1dL/g ...[I]次いで(iii) 前記固相重合物を、さらに固相重合して[η]3が0.15〜1.1dL/gであり、かつ[η]3/[η]2が1.0を超えるように芳香族ポリアミドを調製することを特徴とする芳香族ポリアミドの製造方法。
IPC (3件):
C08G 69/30 ,  C08G 69/28 ,  C08G 69/46
FI (3件):
C08G 69/30 ,  C08G 69/28 ,  C08G 69/46
引用特許:
審査官引用 (2件)

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