特許
J-GLOBAL ID:200903005304207377

位相差フィルムおよび偏光板

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大井 正彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-106778
公開番号(公開出願番号):特開2004-309979
出願日: 2003年04月10日
公開日(公表日): 2004年11月04日
要約:
【課題】熱可塑性ノルボルネン系樹脂が有する各種の光学特性、耐熱性および他素材との密着性・接着性等が発揮され、しかも、靭性が高く、優れた位相差特性を有すると共に、加工時や使用時における取扱性が良好であって薄膜な位相差フィルムおよびこの位相差フィルムを用いてなる偏光板を提供すること。【解決手段】位相差フィルムは、熱可塑性ノルボルネン系樹脂よりなり、面内進相軸方向の屈折率をnx、面内遅相軸方向の屈折率をny、フィルム厚み方向の屈折率をnz、フィルム厚みをdとし、特定の範囲における光線波長λの透過光のフィルム面内の位相差をα(λ)、当該光線波長λnmの透過光のフィルム厚み方向の位相差をβ(λ)とするとき、光線波長550nmの透過光のフィルム面内の位相差α(550)、光線波長550nmの透過光のフィルム厚み方向の位相差β(550)およびフィルム厚みdが、特定の条件を満たすことを特徴とするものである。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
熱可塑性ノルボルネン系樹脂よりなる位相差フィルムであって、 面内進相軸方向の屈折率をnx、面内遅相軸方向の屈折率をny、フィルム厚み方向の屈折率をnz、フィルム厚みをd〔nm〕とし、光線波長400〜700nmの範囲内において選択される光線波長λ〔nm〕の透過光のフィルム面内の位相差を式α(λ)=(nx-ny)×dで表される値α(λ)〔nm〕、当該光線波長λ〔nm〕の透過光のフィルム厚み方向の位相差を式β(λ)={(nx+ny)/2-nz}×dで表される値β(λ)〔nm〕とするとき、光線波長550nmの透過光のフィルム面内の位相差α(550)〔nm〕、光線波長550nmの透過光のフィルム厚み方向の位相差β(550)〔nm〕およびフィルム厚みd〔nm〕が、下記の条件(a)〜(e)を満たすことを特徴とする位相差フィルム。 条件; (a)100<d≦100000 (b)0.95≦α(λ)/α(550)≦1.05 (c)0.95≦β(λ)/β(550)≦1.05 (d)0≦α(550)≦40 (e)150≦β(550)≦300
IPC (2件):
G02B5/30 ,  C08J5/18
FI (2件):
G02B5/30 ,  C08J5/18
Fターム (18件):
2H049BA02 ,  2H049BA06 ,  2H049BA42 ,  2H049BB03 ,  2H049BB22 ,  2H049BB33 ,  2H049BB42 ,  2H049BB43 ,  2H049BC03 ,  2H049BC22 ,  4F071AA69 ,  4F071AF29Y ,  4F071AF30 ,  4F071AF35Y ,  4F071AH19 ,  4F071BA02 ,  4F071BB02 ,  4F071BC01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (2件)

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