特許
J-GLOBAL ID:200903005343006451

金属製接合部材の摩擦撹拌接合法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 久義 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-071945
公開番号(公開出願番号):特開平10-263852
出願日: 1997年03月25日
公開日(公表日): 1998年10月06日
要約:
【要約】【課題】 接合部材の突き合わせ部に隙間があっても接合欠陥を生じることなく信頼性の高い接合状態を得ることのできる金属製接合部材の摩擦撹拌接合法の提供。【解決手段】 径大の円柱状回転子30の端面31回転軸線上に径小ピン状のプローブ32が突出して設けられた接合装置3を用い、突き合わされた2枚の金属製接合部材1、2の前記突き合わせ部またはその近傍に、回転する前記プローブを32挿入し、プローブ32との接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌することにより、両接合部材1、2を突き合わせ接合するに際し、前記両接合部材1、2の突き合わせ側の端部に厚肉部10、20が設けられており、回転子30を前記厚肉部10、20に圧接し摩擦熱にて厚肉部10、20を軟化することにより、軟化した厚肉部10、20の素材を突き合わせ部の隙間4に充填して接合することを特徴とする金属製接合部材の摩擦撹拌接合法。
請求項(抜粋):
径大の円柱状回転子の端面回転軸線上に径小ピン状のプローブが突出して設けられた接合装置を用い、突き合わされた2枚の金属製接合部材の前記突き合わせ部またはその近傍に、回転する前記プローブを挿入し、プローブとの接触部を摩擦熱にて軟化させ撹拌することにより、両接合部材を突き合わせ接合するに際し、前記両接合部材の突き合わせ側の端部に厚肉部が設けられており、回転子を前記厚肉部に圧接し摩擦熱にて厚肉部を軟化することにより、軟化した厚肉部の素材を突き合わせ部の隙間に充填して接合することを特徴とする金属製接合部材の摩擦撹拌接合法。
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

前のページに戻る