特許
J-GLOBAL ID:200903005386264152

エバネッセントカテーテルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-348482
公開番号(公開出願番号):特開2006-149938
出願日: 2004年12月01日
公開日(公表日): 2006年06月15日
要約:
【課題】 血液中の赤血球内ヘモグロビンの光吸収に妨害されずカテーテル先端周囲の物質の蛍光強度や蛍光スペクトルを確実に測定できる光ファイバ先端部の構造を有し、エバネッセント光発生部分に存在する蛍光を発生する物質の存在量を算出できるエバネッセントカテーテルシステムを提供する。【解決手段】 カテーテル21の先端部のコア24の上側半円部分は保護層22とクラッド23は除かれコア24が露出している。下側半円部分に対向して光学フィルタ26とフォトダイオード28が配置されている。励起光29が入射すると、コア24の上側半円部分にエバネッセント光25が発生し蛍光物質により蛍光30が発生する。干渉フィルタ26で励起光が除去され蛍光30のみがフォトダイオード28に達し、その出力強度は外部に導かれ測定装置で蛍光物質の存在量を測定することができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
クラッド層を除去し、コア層を露出した光ファイバを血中に留置してエバネッセント光を発生させ、該エバネッセント光で励起された蛍光物質からの蛍光を検出して蛍光強度に基づき血中の物質の存在量を測定するエバネッセントカテーテルシステムであって、 前記光ファイバの円柱形状先端の前記コアを覆うクラッドの略半分を除去することにより前記コアの上側円柱形状面にエバネッセント光を発生させ、 前記クラッド層を除去して露出したコアの下側円柱形状面に、所定波長領域の蛍光を通過させる光学フィルタを配置し、該光学フィルタの背面に受光素子を配置し、該受光素子で前記蛍光物質からの蛍光を検出することを特徴とするエバネッセントカテーテルシステム。
IPC (1件):
A61B 1/00
FI (2件):
A61B1/00 300D ,  A61B1/00 300U
Fターム (19件):
4C061AA22 ,  4C061BB02 ,  4C061BB03 ,  4C061BB04 ,  4C061CC07 ,  4C061DD04 ,  4C061FF24 ,  4C061FF35 ,  4C061FF46 ,  4C061FF47 ,  4C061HH51 ,  4C061LL03 ,  4C061LL05 ,  4C061NN01 ,  4C061QQ04 ,  4C061QQ09 ,  4C061RR04 ,  4C061RR14 ,  4C061WW17
引用特許:
出願人引用 (5件)
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