特許
J-GLOBAL ID:200903093022538024

全反射を用いた吸収スペクトル測定用光ファイバーセンサ及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-007504
公開番号(公開出願番号):特開2002-214132
出願日: 2001年01月16日
公開日(公表日): 2002年07月31日
要約:
【要約】【課題】 エバネッセント光を用い、生体組織中の伝搬をなくし伝搬に伴う多重散乱を発生せず、散乱の影響を極力下げることができ、かつ、空間分解能を有する吸収スペクトルの精度を向上させることができる。【解決手段】 全反射を用いた吸収スペクトル測定用光ファイバーセンサであって、光ファイバー1のクラッド部3の一部を除去するとともに、前記光ファイバー1の先端面に全反射膜4を備えるセンサ部5を備え、このセンサ部5を生体内に挿入し、このセンサ部を生体組織8に直接接触させ、全反射を繰り返して伝搬してきた光波により、前記センサ部でエバネッセント光7を発生させて、このエバネッセント光7が前記センサ部に接触した生体組織8の化学成分によって吸収されスペクトルを変化させ、前記全反射膜4で反射して再度、化学成分によって吸収させ、反射光9を前記光ファイバー14を逆行させる。
請求項(抜粋):
(a)光ファイバーのクラッド部の一部を除去するとともに、前記光ファイバーの先端面に全反射によるエバネッセント光を用いたセンサ部を備え、(b)該センサ部を生体内に挿入し、該センサ部を生体組織に直接接触させ、全反射を繰り返して伝搬してきた光波により、前記センサ部でエバネッセント光を発生させて、該エバネッセント光が前記センサ部に接触した生体組織の化学成分によって吸収されスペクトルを変化させ、前記全反射膜で反射して再度、化学成分によって吸収させ、その反射光を前記光ファイバーを逆行させる全反射を用いた吸収スペクトル測定用光ファイバーセンサ。
IPC (2件):
G01N 21/27 ,  A61B 10/00
FI (2件):
G01N 21/27 C ,  A61B 10/00 E
Fターム (8件):
2G059AA06 ,  2G059BB13 ,  2G059CC16 ,  2G059EE01 ,  2G059FF03 ,  2G059JJ01 ,  2G059KK01 ,  2G059LL02
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-075032
  • 減衰全反射検出
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平8-511753   出願人:フォスターミラーインコーポレーテッド
  • 生体監視装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-219670   出願人:アイシン精機株式会社
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