特許
J-GLOBAL ID:200903005411120969
内燃機関の吸入空気量制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-005484
公開番号(公開出願番号):特開平9-268935
出願日: 1997年01月16日
公開日(公表日): 1997年10月14日
要約:
【要約】【課題】成層燃焼可能な内燃機関の吸入空気量制御装置において、吸入空気量制御弁の開度の誤差による燃焼状態の悪化を防止する。【解決手段】第1吸気弁6a等の近傍のシリンダヘッド4内壁面周辺部には燃料噴射弁11が配置され、燃料噴射弁11からの燃料は直接的に気筒1a内に噴射される。吸気ダクト20内には、電子制御式のスロットル弁23が配設される。電子制御装置30は、エンジン1がアイドリング状態にあり、かつ所定条件下にある場合、吸気圧が所定値以下となるよう閉じ込み制御を実行する。そして、基本指示値から閉じ込み量の分だけ減算された値が、原則、最終スロットル指示値として設定される。また、最終スロットル指示値と、スロットル基準開度との差に基づいてスロットル学習値が設定される。そして、スロットル開度の制御に際しては、その学習値が補正された上で、最終スロットル指示値が設定される。
請求項(抜粋):
成層燃焼及び均質燃焼を行うべく、内燃機関の気筒内に燃料を噴射する燃料噴射手段と、前記内燃機関の吸気通路内に設けられ、前記気筒内に供給される吸入空気量を調整するための吸入空気量制御弁と、前記吸入空気量制御弁を駆動するアクチュエータと、前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、前記運転状態検出手段の検出結果に基づき前記吸入空気量制御弁の開度指示値を算出するとともに、その開度指示値に基づき前記アクチュエータを制御して前記吸入空気量を制御するための吸入空気量制御手段とを備えた内燃機関の吸入空気量制御装置において、前記内燃機関が安定状態にあることを検出する安定状態検出手段と、前記吸気通路内の吸気圧を検出する吸気圧検出手段と、前記安定状態検出手段により前記内燃機関が安定状態にあることが検出されたとき、前記吸入空気量制御弁を閉じ込み、前記吸気圧検出手段により検出される吸気圧がほぼ基準吸気圧となるようにするべく、前記アクチュエータを制御する制御弁閉じ込み制御手段と、前記閉じ込みにより吸気圧がほぼ基準吸気圧となったときの前記吸入空気量制御弁の開度と、前記開度指示値に基づく前記吸入空気量制御弁の開度とを比較するとともに、その比較結果に基づき補正量を算出する補正量算出手段と、前記吸入空気量制御手段での制御に際し、前記補正量算出手段により算出された補正量に基づいて、前記開度指示値に補正を加える補正制御手段とを備えたことを特徴とする内燃機関の吸入空気量制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/14 320
, F02D 9/02
, F02D 41/02 310
, F02D 41/04 310
FI (4件):
F02D 41/14 320 C
, F02D 9/02 U
, F02D 41/02 310 A
, F02D 41/04 310 B
引用特許:
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