特許
J-GLOBAL ID:200903005424275481

判定帰還型信号推定器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-169923
公開番号(公開出願番号):特開平10-022879
出願日: 1996年06月28日
公開日(公表日): 1998年01月23日
要約:
【要約】【課題】 判定帰還型信号推定器において帰還ループにおけるループ遅延よって抑えられる演算速度を更に速くすること。【解決手段】 判定帰還型信号推定器において、帰還ループの中の推定信号演算を複数用意し、判定帰還等化処理の部分を予め子想される全ての条件で行っておき、セレクタ118、119で選択する構成とすることにより、帰還ループの中から判定帰還等化処理の部分を外し、帰還ループ内の演算処理遅延時間の中の推定信号演算時間をセレクタの選択時間に置き換えられるようにした。
請求項(抜粋):
伝送路歪みによってk値(kは2以上の整数)信号に歪みを生じた信号を推定する信号推定方式であって、インパルス応答のプリカーサ成分がnシンボル、センター成分が1シンボル、ポストカーサ成分がmシンボルとなる伝送路で歪みを受けた入力信号をビタビアルゴリズムを用いて推定する信号推定方式において、j(=kの(n+1)乗)個の推定信号を生成するプリカーサ推定信号生成器と、入力信号から前記プリカーサ推定信号生成器のj個の出力信号を減算するj個の減算器と、前記j個の減算器の出力信号を1シンボル分遅延させるためのj個のレジスタと、前記j個のレジスタからポストカーサ成分を差し引くためにポストカーサ成分を出力するi(=2のn乗)個のセレクタと、前記j個のレジスタの各出力信号から前記i個のセレクタの出力信号を減算するj個の減算器と、前記j個の減算器の出力信号の2乗演算をすることによりj個のブランチメトリックを求めるj個の2乗演算器と、前記j個のブランチメトリックとパスメトリックを格納したi個のレジスタの出力信号を加算するj個の加算器と、前記j個の加算器の出力信号からビタビアルゴリズムに基づいて生き残りパスを選択し、生き残りパスの値を前記i個のレジスタヘ出力すると共に、どの生き残りパスを選択したかの情報をi個の仮判定器及び前記i個のセレクタヘ出力するi個の比較選択器と、前記i個の仮判定器からビタビアルゴリズムにおける各パスのポストカーサ成分を生成するj個のDFEとを含み、前記i個のレジスタは、前記i個の比較選択器のそれぞれの出力信号をパスメトリックとして格納し、前記i個の仮判定器は、前記i個の比較選択器のそれぞれの出力信号を受けてビタビアルゴリズムにおけるi個のmシンボルからなる生き残りパス系列を生成し、前記i個のセレクタは、前記j個のDFEからのj個の出力のうちi個を前記i個の比較選択器の出力信号により選択するものであり、前記i個の仮判定器の中の一つはビタビアルゴルズムに基づいて生き残りパスをトレースバックし推定信号を出力する端子を有することを特徴とする判定帰還型信号推定器。
IPC (3件):
H04B 3/06 ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08
FI (3件):
H04B 3/06 A ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 判定帰還型等化器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-141407   出願人:株式会社日立製作所

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