特許
J-GLOBAL ID:200903005451272702

多層構造の情報媒体およびこの媒体を用いる装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-198754
公開番号(公開出願番号):特開2003-016691
出願日: 2001年06月29日
公開日(公表日): 2003年01月17日
要約:
【要約】【課題】片面2層構造の光ディスクにおいて、ディスク表面での反射光と下側記録層での反射光との間の干渉を抑制する効果を持つ構造を提供する。【解決手段】ディスク表面からの距離がhの部分に上側記録層(第1記録層)が設けられ、ディスク表面からの距離がh+Δhの部分に下側記録層(第2記録層)が設けられ、上側記録層と下側記録層との間に厚みΔhの中間層が設けられ、上側記録層とディスク表面との間に厚さhのカバー層が設けられる。ディスクに照射されるレーザ光の光源の射出光パワースペクトルの中心波長λ0とその半値幅Δλとによって決まる可干渉距離(Lc)が、カバー層表面で直接反射する光u0とカバー層および中間層を透過し下側記録層で反射したあと再びカバー層から出て行く光u2との光路差(ΔL)よりも小さくなるよう、中間層の厚みΔhが規定される。
請求項(抜粋):
下側記録層と、第1所定厚の中間層を介して前記下側記録層の上に形成された上側記録層と、前記上側記録層上に形成された第2所定厚のカバー層とを持つ多層構造の情報媒体において、前記下側記録層または前記上側記録層から記録情報を読み取る光ビームの中心波長をλ0とし、この光ビームの波長の広がりあるいは半値幅をΔλとし、前記中間層の屈折率をn2とし、前記光ビームを前記下側記録層または前記上側記録層に集光させる対物レンズの開口数をNAとしたときに、前記中間層の第1所定厚が、前記λ0とΔλとn2とNAとで決まる長さと、前記カバー層の第2所定厚との差分により決定されていることを特徴とする情報媒体。
IPC (6件):
G11B 7/24 522 ,  G11B 7/24 501 ,  G11B 7/24 533 ,  G11B 7/24 535 ,  G11B 7/24 ,  G11B 7/24 541
FI (6件):
G11B 7/24 522 P ,  G11B 7/24 501 Z ,  G11B 7/24 533 J ,  G11B 7/24 535 C ,  G11B 7/24 535 G ,  G11B 7/24 541 B
Fターム (6件):
5D029JB13 ,  5D029LB07 ,  5D029LC06 ,  5D029NA30 ,  5D029RA01 ,  5D029RA12
引用特許:
審査官引用 (4件)
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