特許
J-GLOBAL ID:200903005478007067

磁気記録媒体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-283681
公開番号(公開出願番号):特開平11-120541
出願日: 1997年10月16日
公開日(公表日): 1999年04月30日
要約:
【要約】【課題】 電磁変換特性を損なうことなく、走行耐久性とスチル寿命等に優れた磁気記録媒体を得ること。【解決手段】 非磁性基板1の上面に、強磁性金属薄膜2、炭素膜3、潤滑剤層4をこの順に夫々形成する。潤滑剤層4として、分子内にパーフルオロアルキル基又はパーフルオロポリエーテル基と、脂肪族アルキル基又は脂肪族アルケニル基を含有した化合物から選ばれた少なくとも1種と、分子内にパーフルオロポリエーテル基を含有した化合物とより形成する。このような構造の磁気テープをVTRにセットして、スチル寿命テストを行うと、出力が6dB低下するまでの時間が、従来の1〜9分台から50〜60分台に増加した。また耐候保存性も向上した。
請求項(抜粋):
非磁性基板と、前記非磁性基板上に形成した強磁性金属薄膜と、前記強磁性金属薄膜上に形成した炭素膜と、前記炭素膜上に形成した潤滑剤層と、を具備する磁気記録媒体であって、前記潤滑剤層は、R1 を脂肪族アルキル基又は脂肪族アルケニル基とし、R2 をパーフルオロアルキル基又はパーフルオロポリエーテル基とし、aを0〜20の整数とし、bを0又は1とするとき、分子内に前記パーフルオロアルキル基又は前記パーフルオロポリエーテル基、及び前記脂肪族アルキル基又は前記脂肪族アルケニル基を含有し、一般式が【化1】(化1)で表されるものを第1の化合物とし、R3 を脂肪族アルキル基又は脂肪族アルケニル基とし、R4 をパーフルオロアルキル基又はパーフルオロポリエーテル基とし、R5 を-O-又は-S-とし、cを0〜20の整数とし、dを0又は1とするとき、分子内に前記パーフルオロアルキル基と前記脂肪族アルキル基を含有し、一般式が【化2】(化2)で表されるものを第2の化合物とし、一般式が【化3】(化3)で表されるものを第3の化合物とするとき、前記第1又は第2の化合物のうち少なくとも一方の化合物と、前記第3の化合物とにより形成されたものであることを特徴とする磁気記録媒体。
IPC (12件):
G11B 5/72 ,  C10M105/00 ,  C10M169/04 ,  G11B 5/84 ,  C10M105:54 ,  C10M105:72 ,  C10M105:60 ,  C10M137:02 ,  C10M137:04 ,  C10M137:10 ,  C10N 40:18 ,  C10N 50:08
FI (4件):
G11B 5/72 ,  C10M105/00 ,  C10M169/04 ,  G11B 5/84 B
引用特許:
審査官引用 (3件)

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