特許
J-GLOBAL ID:200903005506782373
単一電子及び原子核スピン計測用電子装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
相田 伸二 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-512096
公開番号(公開出願番号):特表2001-516962
出願日: 1998年09月17日
公開日(公表日): 2001年10月02日
要約:
【要約】単一スピン計測用電子装置は、少なくとも1つのドナー原子を導入して、該ドナー原子の原子核において大きな電子波作用を有するドナー原子核スピン電子システムを形成した半導体基層と、前記基層上の絶縁層と、前記ドナー原子上方で前記絶縁層上に設けられ、前記ドナーにおける拘束電子状態のエネルギーを制御する第1の導電ゲートと、前記第1のゲートに隣接して前記絶縁層上に設けられ、前記基層において少なくとも1つの付加電子を発生させる第2の導電ゲートと、を備えている。使用時に、単一電子が前記ドナーに拘束され、前記ドナー原子が前記基層における付加電子に弱く結合される。前記ゲートがバイアスされることで、前記電子及び前記ドナー電子又は原子核のスピンが移動を許可する関係にある場合にのみ、前記基層における前記付加電子が前記ドナーの方に移動するようになっている。
請求項(抜粋):
少なくとも1つのドナー原子を導入して、該ドナー原子の原子核において大きな電子波作用を有するドナー原子核スピン電子システムを形成した半導体基層と、 前記基層上の絶縁層と、 前記ドナー原子上方で前記絶縁層上に設けられ、前記ドナーにおける拘束電子状態のエネルギーを制御する第1の導電ゲートと、 前記第1のゲートに隣接して前記絶縁層上に設けられ、前記基層において少なくとも1つの電子を発生させる第2の導電ゲートと、を備え、 使用時に、単一電子が前記ドナーに拘束され、前記ドナー原子が前記基層における少なくとも1つの電子に弱く結合され、前記ゲートがバイアスされることで、前記少なくとも1つの電子及び前記ドナーのスピンが電子の移動を許す関係にある場合にのみ、前記基層における前記少なくとも1つの電子が前記ドナーの方に移動するようになっており、 該装置における電流の検出又は単一電子の移動により、単一スピンの計測が行われる、単一スピン計測用電子装置。
IPC (3件):
H01L 29/66
, G01N 24/00
, G06F 7/00
FI (3件):
H01L 29/66
, G01N 24/00 D
, G06F 7/00
Fターム (5件):
5B022AA00
, 5B022BA00
, 5B022FA01
, 5B022FA09
, 5B022FA10
引用特許:
審査官引用 (1件)
-
磁場検出素子
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-122300
出願人:日本電気株式会社
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