特許
J-GLOBAL ID:200903005566690443

建設作業機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-271178
公開番号(公開出願番号):特開平8-134949
出願日: 1994年11月04日
公開日(公表日): 1996年05月28日
要約:
【要約】【目的】 バケット等の作業機の一部が運転室や余所の建築物に接触する事故を確実に防止しながら、減速領域内での作業機の作業効率の低下を可及的に低減できる建設作業機の制御装置を提供する。【構成】 油圧ショベルのフロント部に設けられた作業機のバケットの一部に設定された参照点の座標(x,z)をブーム角センサー15等のセンサーで検知した各関節角に基づいて演算し、得られた座標(x,z)から参照点の移動方向γを演算し、減速領域内では、移動方向γが侵入禁止領域の境界面に対して平行に近い程、マイクロコンピューター34は減速度合いを緩和した減速信号xをコントローラー21に送って操作レバー18〜20から入力された操作入力信号iが表す制御量を減少させ、それに対応した制御信号rが比例減圧弁ユニット31に出力されることにより、作業機を駆動する各シリンダー8〜10を減速駆動させる。
請求項(抜粋):
関節型可動部を介してそれぞれ連設された複数のアームの中の先端のアームの先端部に作業体を具え、複数の前記アームおよび前記作業体を油圧駆動手段により駆動して作業を行う建設作業機の制御装置において、前記作業機の一部に設定した参照点の位置を随時検出する位置検出手段と、前記参照点の移動方向を随時検出する移動方向検出手段と、前記参照点が前記作業機の可動範囲内に設定された侵入禁止領域内に侵入した時に前記油圧駆動手段の動作を停止させる禁止領域内侵入阻止手段と、前記参照点が前記侵入禁止領域に隣接して設定された減速領域内にある時は、前記位置検出手段が検出した前記参照点の位置と前記移動方向検出手段が検出した前記参照点の移動方向に基づいて前記油圧駆動手段の動作を減速させる動作減速手段を有したことを特徴とする建設作業機の制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)

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