特許
J-GLOBAL ID:200903005620692112
キャビネット用ステー及びそれを用いたキャビネット
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
菅原 正倫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-185113
公開番号(公開出願番号):特開2009-019478
出願日: 2007年07月16日
公開日(公表日): 2009年01月29日
要約:
【課題】 簡単な構成でステーアームの回動角度を大きくすることができ、かつ組付けや摩擦力の調整が容易なステーを提供することである。【解決手段】 キャビネット54の筐体51の内壁面に固定される取付座1と筐体側ステーアーム2とを、ねじりコイルばね11とケース体14とを有するクラッチ機構200を介して、軸線P1の周りに回動可能に連結するとともに、キャビネット54の扉52の内面に固定されるブラケット3と扉側ステーアーム4とを、連結ピン28の軸線P2の周りに回動可能に連結する。ケース体14に収容されたスペーサ19を軸線P1の方向に押圧することにより、筐体側ステーアーム2が、ねじりコイルばね11の内径を拡大させる方向に回動されたときには、ねじりコイルばね11がケース体14に対して遊嵌状態となるようにし、筐体側ステーアーム2が、ねじりコイルばね11の内径を縮小させる方向に回動されたときには、ねじりコイルばね11がケース体14に対して密嵌状態となるようにして、その回動を抑止する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
キャビネットの扉の内面に固定される扉側取付部と、そのキャビネットの固定壁の内面に固定される本体側取付部と、それら扉側取付部及び本体側取付部に対して互いに平行状に配置された扉側回動軸線及び本体側回動軸線の周りでそれぞれ回動可能に取り付けられ、中途位置での屈曲により前記扉を閉鎖し、伸長により開放するための折れ曲り式のステーアームとを備えるキャビネット用ステーであって、
前記本体側回動軸線周りで回動する基部において、その本体側回動軸線を中心とし前記本体側取付部の位置する側とは反対向きに開口する凹部が形成された本体側ステーアームと、
前記凹部に収納され、前記本体側ステーアームに周方向の一端が保持されてその本体側ステーアームと一体回動するコイル状の螺旋体と、前記凹部と同じ向きに開口するとともに、前記螺旋体の内側に嵌入されその螺旋体とともに回転可能なカップ状のケース体とを有し、前記本体側ステーアームが前記扉を閉鎖又は開放するいずれか一方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が拡大することによって前記ケース体と遊嵌状態となって単独回転し、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体はその内径が縮小することによって前記ケース体と密嵌状態となって一体回転するクラッチ機構と、
前記本体側取付部とケース体とのうちいずれか一方に係合して一体化された状態で、それらのうちの他方に直接又は他部材を介して間接的に接触して前記ケース体の回転に対する摩擦抵抗を付与するための摩擦付与機構とを備え、
前記本体側ステーアームが一方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記ケース体とは切り離されて前記本体側ステーアームと一体的に回転する一方、前記本体側ステーアームが他方向側に回転するとき、前記螺旋体は前記摩擦付与機構で付与される摩擦抵抗に基づく緩衝作用を受けつつ、前記本体側ステーアームと一体的に回転することを特徴とするキャビネット用ステー。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
出願人引用 (2件)
-
ステー
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-069960
出願人:スガツネ工業株式会社
-
ステー
公報種別:公開公報
出願番号:特願2000-151952
出願人:スガツネ工業株式会社
前のページに戻る