特許
J-GLOBAL ID:200903005646176546
リザーバを備えたマスタシリンダ
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
飯阪 泰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-209285
公開番号(公開出願番号):特開平10-035469
出願日: 1996年07月19日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】【課題】 シリンダ本体に対するシール部材の抜けを防止するための加工を不要とし、また、シリンダ本体とリザーバとの組立性を容易とすることができるリザーバを備えたマスタシリンダを提供すること。【解決手段】 シリンダ本体21とリザーバ22とを結合する結合部材23と、リザーバ22が傾転するのを防止する傾転防止部31との間の距離L1’が、結合部材23と、リザーバ22内の作動液をシリンダ本体21内部の液圧室28に補給する連絡部30との間の距離L2’よりも長くなるように形成する。これによりリザーバ22に外力が働いた際、傾転防止部31における反力が結合部材23を支点として連絡部30に作用し、L1’とL2’との距離の比に応じた高いシール力を得ることができるので、シリンダ本体21に対してシール部材26の抜けを防止するための加工が不要となり、シリンダ本体21とリザーバ22との組立も容易となる。
請求項(抜粋):
シリンダ本体とリザーバの底部の一部とをオーバーラップさせて両者を結合させる結合部材と、前記シリンダ本体の軸線方向から見て前記結合部材の一方側には、前記シリンダ本体に形成される凹所に対し、前記リザーバの底部から延びるニップル部を前記リザーバの底部に弾接するシール部材を介して嵌入されていると共に、前記シリンダ本体のシリンダ孔内に形成された液圧室に前記リザーバ内の作動液を補給する補給孔を含んだ連絡部を形成し、他方側には前記シリンダ本体の側周面と前記リザーバの側周面とを接合させ、前記結合部材を中心として傾転することを規制する傾転防止部を有するリザーバを備えたマスタシリンダにおいて、前記結合部材と前記傾転防止部との間の距離は、前記結合部材と前記連絡部との間の距離よりも長いことを特徴とするリザーバを備えたマスタシリンダ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
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マスタシリンダ
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-312621
出願人:トキコ株式会社
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