特許
J-GLOBAL ID:200903005646847602
耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
富田 和夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203108
公開番号(公開出願番号):特開平11-042503
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 耐熱塑性変形性にすぐれた被覆超硬工具を提供する。【解決手段】 被覆超硬工具が、結合相形成成分としてCo:5〜12%、第1分散相として(Ta,W,M)Cおよび/または(Ta,W,M)CN[ただし、MはTi、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種以上を示す]:5〜30重量%、を含有し、残りが第2分散相としてのWCと不可避不純物からなる内部組成、並びに結合相と上記第1および第2分散相の内部3相組織を有する超硬基体の表面に、TiC層、TiN層、TiCN層、TiCO層、TiNO層、およびTiCNO層のうちの1種の単層または2種以上の複層、さらに必要に応じてAl2 O3 層からなる硬質被覆層を5〜30μmの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる。
請求項(抜粋):
内部が、結合相形成成分としてCo:5〜12重量%、第1分散相としてTaとWとM(ただし、MはTi、Zr、Nb、およびCrのうちの1種または2種以上を示す)との炭化物固溶体および炭窒化物固溶体のいずれか一方、または両方:5〜30重量%、を含有し、残りが第2分散相としての炭化タングステンと不可避不純物からなる組成、並びに結合相と上記第1および第2分散相の3相組織を有し、かつ工具縦断面で観察して、表面から10〜50μmの範囲内の所定の幅に亘って、Coの最高含有量が上記内部のCo含有量に対する比率で1.1〜1.5の範囲内にあるが、上記第1分散相が存在せず、結合相と上記第2分散相の表面2相組織帯域が存在し、さらに上記表面2相組織帯域に隣接して、同じく工具縦断面で観察して、10〜200μmの範囲内の所定の幅に亘って、Coの最低含有量が上記内部のCo含有量に対する比率で0.5〜1.0の範囲内にあり、かつ上記第1分散相の最高含有量が上記内部の第1分散相の含有量に対する比率で1.3〜3.0の範囲内にある中間3相組織帯域が存在する炭化タングステン基超硬合金基体の表面に、Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、窒酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1種の単層または2種以上の複層からなる硬質被覆層を5〜30μmの範囲内の所定の平均層厚で化学蒸着および/または物理蒸着してなる、耐熱塑性変形性にすぐれた表面被覆炭化タングステン基超硬合金製切削工具。
IPC (6件):
B23B 27/14
, B23P 15/28
, C22C 29/02
, C22C 29/08
, C23C 14/06
, C23C 16/30
FI (6件):
B23B 27/14 A
, B23P 15/28 A
, C22C 29/02 E
, C22C 29/08
, C23C 14/06 P
, C23C 16/30
引用特許:
審査官引用 (3件)
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特開昭63-114970
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高強度被覆超硬合金
公報種別:公開公報
出願番号:特願平5-347965
出願人:日立ツール株式会社
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特開昭55-134107
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