特許
J-GLOBAL ID:200903005765347642

脱炭滓を用いた効率的なステンレス鋼の精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 康弘 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-250442
公開番号(公開出願番号):特開平6-073424
出願日: 1992年08月27日
公開日(公表日): 1994年03月15日
要約:
【要約】【目的】 突沸を引き起こすことなく、かつ耐火物溶損を増加させることなしに、フェロシリコンのごとき高価な還元剤を全く使用しない効率的なステンレス鋼の精錬方法を提供する。【構成】 クロムを含有した溶鉄を転炉型反応容器にて脱炭精錬するに際して、前チャージで生成した酸化クロムを含有する脱炭滓を炉内に残存させたまま、1400°C以下なる次チャージの溶銑を装入し吹酸昇温精錬することで前記脱炭滓中のクロム分を還元した後、クロム分回収済スラグを排滓し、引き続いて同一炉でフェロクロム合金を溶解しつつ脱炭精錬する。
請求項(抜粋):
クロムを含有した溶鉄を転炉型反応容器にて脱炭精錬するに際して、前チャージで生成した酸化クロムを含有する脱炭滓を炉内に残存させたまま、1400°C以下なる次チャージの溶銑を装入し吹酸昇温精錬することで前記脱炭滓中のクロム分を還元した後、クロム分回収済スラグを排滓し、引き続いて同一炉でフェロクロム合金を溶解しつつ脱炭精錬することを特徴とする脱炭滓を用いた効率的なステンレス鋼の精錬方法。
IPC (2件):
C21C 5/28 ,  C21C 5/32
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平3-115519
  • 特開昭62-167810
  • 特開昭55-094419

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