特許
J-GLOBAL ID:200903005783390482
メタクリル酸合成用触媒の製造方法およびメタクリル酸の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
若林 忠 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-195718
公開番号(公開出願番号):特開平11-033403
出願日: 1997年07月22日
公開日(公表日): 1999年02月09日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、メタクロレイン等を気相接触酸化してメタクリル酸を高収率、高選択率で製造しうる触媒の製造方法およびメタクリル酸の製造方法を提供することを目的とする。【解決手段】 少なくともモリブデン成分を含む溶液または分散液(A液)と、少なくともリン成分を含む溶液または分散液(B液)とを撹拌装置を用いて撹拌しながら混合し、A液とB液の混合後のスラリー分散液を、混合時の装置と同じ装置を用いて混合時の0.85倍以下の回転数または振動数で撹拌しながら30分以上熟成して一般式MoaPbVcCudXeYfZgOh で表される触媒を製造する。ここでXはヒ素、ゲルマニウム等、Yはカリウム、セシウム等、Zはマンガン、ニッケル、コバルト等、a〜hは各元素の原子比で、hは前記各成分の原子比を満足するのに必要な酸素原子数である。
請求項(抜粋):
下記一般式(I)で表されるメタクリル酸合成用触媒の製造方法において、触媒成分の中の少なくともモリブデン成分を含む溶液または分散液(A液)と、少なくともリン成分を含む溶液または分散液(B液)とを撹拌装置を用いて撹拌しながら混合し、A液とB液の混合後のスラリー分散液を、混合時の装置と同じ装置を用いて混合時の0.85倍以下の回転数または振動数で撹拌しながら30分以上熟成することを含むメタクリル酸合成用触媒の製造方法。MoaPbVcCudXeYfZgOh (I)(式中、Mo、P、V、CuおよびOはそれぞれモリブデン、リン、バナジウム、銅および酸素を表し、Xはヒ素、ホウ素、ゲルマニウム、アンチモン、テルル、ビスマス、セレンおよびケイ素からなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表し、Yはカリウム、ナトリウム、ルビジウム、セシウムおよびタリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表し、Zはマグネシウム、イオウ、カルシウム、チタン、クロム、マンガン、鉄、ニッケル、コバルト、亜鉛、ニオブ、銀、スズ、バリウム、タンタル、タングステン、鉛、ランタンおよびセリウムからなる群より選ばれた少なくとも1種の元素を表し、a、b、c、d、e、f、gおよびhは各元素の原子比を表し、a=12のとき、0.1≦b≦3、0.01≦c≦3、0.01≦d≦2、0≦e≦3、0.01≦f≦3、0≦g≦3であり、hは前記各成分の原子比を満足するのに必要な酸素の原子比である。)
IPC (3件):
B01J 27/18
, C07C 57/05
, C07C 57/055
FI (3件):
B01J 27/18 Z
, C07C 57/05
, C07C 57/055 B
引用特許:
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