特許
J-GLOBAL ID:200903005792653747
熱酸処理アルミナの製造法とこの熱酸処理アルミナを利用した白色陶磁器の製造法
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
川成 靖夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-276091
公開番号(公開出願番号):特開平8-119629
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年05月14日
要約:
【要約】【目的】 従来の機能性アルミナにはない鉄分による発色を抑制する機能を付与することができるなどの効果を有する熱酸処理アルミナの製造法と、低品位原料から鉄分を除去することなしに、熱酸処理アルミナを配合することによって容易に白色陶磁器が製造できるなどの効果を有する白色陶磁器の製造法の提供を目的とするものである。【構成】 前者は、次の工程からなる。廃触媒担体アルミナを粉砕する。粉砕物に所定濃度の塩酸を加えて混合する。加熱する。液と固形物に分離する。固形物に水を加えて撹拌洗浄する。濾過、分離する。水分を蒸発乾燥させる。粒度を揃える。後者は、次の工程からなる。せっ器質粘土など鉄分含有低品位原料と、この熱酸処理アルミナのみを原料として、所定割合で配合する。この配合物を成形用素地土に調整する。プレス成形又は土練成形を行う。乾燥後焼成する。
請求項(抜粋):
下記の第1工程ないし第8工程から構成されていることを特徴とする熱酸処理アルミナの製造法。第1工程〜廃触媒担体アルミナを粒度が30mesh以下になるように、ボールミルなどの粉砕装置で粉砕する。第2工程〜耐酸、耐熱性の容器を使用し、前記粉砕物に1N以上の濃度の塩酸を加えて少なくとも、スラリー状態になるまで混合する。第3工程〜撹拌装置により撹拌しながら加熱する。第4工程〜スラリー状態を濾過器にて液と固形物に分離する。第5工程〜濾過、分離された湿潤状態の固形物を残存塩酸分を除去するために、前記容器に再投入し、水を加えて撹拌洗浄する。第6工程〜第4工程と同様に濾過、分離する。第7工程〜湿潤状態の固形物を偏平な耐熱容器などに入れ、水分を蒸発乾燥させる。第8工程〜乾燥後の固形物をボールミルなどの粉砕装置にて粉砕し、粒度を例えば100mesh以下に揃える。
IPC (5件):
C01F 7/02
, C04B 33/13
, C04B 33/24
, C04B 35/00
, C04B 35/10
FI (2件):
C04B 35/00 V
, C04B 35/10 Z
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