特許
J-GLOBAL ID:200903005810466178

電動パワーステアリング制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-047317
公開番号(公開出願番号):特開平7-257415
出願日: 1994年03月17日
公開日(公表日): 1995年10月09日
要約:
【要約】【目的】 簡単な構成で電磁クラッチを高精度に制御処理してハンドルがロック又は極めて重い状態に陥るのを防止し、しかも、電磁クラッチの無駄な滑りや騒音及び衝撃の発生を防止することができる電動パワーステアリング制御装置及び方法を提供する。【構成】 異常トルク判定値演算回路31で車速Vに対応する異常トルク判定値T0と持続時間t0とが演算されると共に、負荷トルク演算回路33で、操舵トルクTとモータ10のトルクとの和である判定負荷トルク値TLと判定負荷トルクTLの持続時間tLとが演算される。そして、トルク比較回路35で、判定負荷トルク値TLと異常トルク判定値T0との比較と持続時間t0と持続時間tLとの比較とが行われ、TL>T0且つtL≧t0のときに、モータ故障処理回路40の制御により電磁クラッチ9の連結力が所定連結力まで連続的に緩められる。
請求項(抜粋):
車速を検出する車速検出手段と、ステアリング系に加わる操舵トルクを検出する操舵トルク検出手段と、上記車速検出手段で検出された車速と上記操舵トルク検出手段で検出された操舵トルクとに基づいてモータ電流指令値を出力する電流算出駆動手段と、電磁クラッチを介して上記ステアリング系に連結され上記モータ電流指令値に基づいて上記ステアリング系に補助トルクを付加するモータと、上記電磁クラッチの連結力を制御するクラッチ制御手段と、設定された基準持続時間における異常トルクとこの異常トルクに対応した車速とを演算し、上記車速検出手段で検出された車速に対応した異常トルクを示す異常トルク判定値を出力する異常トルク判定値演算手段と、上記操舵トルク検出手段で検出された操舵トルクと上記モータの補助トルクとの和を示す判定負荷トルク値とを演算する負荷トルク演算手段と、上記判定負荷トルク値と上記異常トルク判定値との比較を行なうトルク比較手段と、上記判定負荷トルク値が上記異常トルク判定値より大きいときには、上記電磁クラッチの連結力を操舵可能な所定連結力まで連続的に緩めさせるように上記クラッチ制御手段を制御するモータ故障処理手段と、を備えることを特徴とする電動パワーステアリング制御装置。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/04 ,  B62D101:00 ,  B62D119:00
引用特許:
審査官引用 (3件)

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