特許
J-GLOBAL ID:200903005871729457

ニッケル基合金の鍛伸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 上野 登
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-056241
公開番号(公開出願番号):特開2003-251429
出願日: 2002年03月01日
公開日(公表日): 2003年09月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ニッケル基合金の鍛伸において、結晶粒の微細化と軸方向断面内の結晶粒度の均一化を達成できる鍛伸方法を提供する。【解決手段】 ニッケル基合金からなる加工用素材1の一端を保持し、上下方向から一対の工具2,3にて打撃して所定量圧縮する動作と、打撃により圧縮された加工用素材を軸方向に所定量送る動作とを交互に繰り返すニッケル基合金の鍛伸方法において、加工用素材1の初期厚さを450mm以下とし、工程中の加工用素材温度を800〜1120°Cの範囲に維持し、1回の打撃による圧縮量ΔHを加工用素材初期高さの2〜20%の範囲とし、工程中のSPMを10〜90回/分とし、加工用素材の送り量を50〜300mmの範囲とし、パス数が2以上のリバーシング送り工程、または2回目以降のパスにおける最初の打撃点に送り量の1/5〜4/5のシフト量を与える1方向送り打撃シフト工程、リバーシング送り打撃シフト工程とする。
請求項(抜粋):
ニッケル基合金からなる加工用素材を出発材とし、該加工用素材を上下方向から一対の工具にて打撃し所定量圧縮する動作と、打撃により圧縮された中間加工材を軸方向に所定量送る動作とを交互に繰り返し、該加工用素材の一端から他端に向けて加工範囲全長に亘り打撃を施す工程(パス)により上下方向の寸法を圧縮し送り方向の長さを延伸して所定寸法形状のビレットを製造するニッケル基合金の鍛伸方法において、ニッケル基合金からなる加工用素材の初期高さを450mm以下とし、該加工用素材の鍛伸加工中の表面温度を800〜1120°Cの範囲に保ちつつ、工具の一回の打撃による圧縮量を加工用素材初期高さの2〜20%で、かつ打撃1回あたりの加工用素材の送り量を50〜300mmの範囲に制御するようにしたことを特徴とするニッケル基合金の鍛伸方法。
IPC (2件):
B21J 1/02 ,  B21J 5/00
FI (2件):
B21J 1/02 Z ,  B21J 5/00 B
Fターム (7件):
4E087AA01 ,  4E087BA03 ,  4E087BA12 ,  4E087CA02 ,  4E087CB01 ,  4E087DA02 ,  4E087HB17
引用特許:
審査官引用 (2件)
引用文献:
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