特許

J-GLOBAL ID：200903005924121154

持ち出し手摺

発明者： 尾有 信雄
出願人/特許権者： 株式会社ツヅキ
代理人 (1件)： 畠山 隆
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2002-268244
公開番号（公開出願番号）：特開2004-107887
出願日： 2002年09月13日
公開日（公表日）： 2004年04月08日
要約：

【目的】バルコニーや廊下のコンクリートスラブ、または手摺の笠木や支柱を手摺の腰壁材にて覆い隠し、建物の外部側から見ると外壁と同一面で設置でき、外壁の一部または他の外壁と連続性のもてるファサードを構成可能な持ち出し手摺を提供する。【構成】手摺用支柱にボルト・ナット等で固着される持ち出しブラケットにリブ状突設部を有するブラケットアームを設け、該ブラケットアームの上端部を笠木の使用に支障がないよう欠き取り、またブラケットアームの下端部はコンクリートスラブの鼻先部の形状に合わせて欠き取った前記持ち出しブラケツトを用いることにより、コンクリートスラブ鼻先部や、手摺の笠木及び支柱を腰壁材で覆い隠すことのできる持ち出し手摺を得る。【選択図】 図1

請求項（抜粋）：

バルコニーや廊下の外部側に一定間隔を持って複数本の手摺用支柱を植設し、 該植設された複数本の手摺用支柱の上端部に笠木材を架設して手摺を構成し、 該手摺用支柱にはそれぞれの手摺用支柱見込面に対向して当接されビスまたはボルト・ナットにて前記手摺用支柱に固着された一対の板状持ち出しブラケットを備え、 該持ち出しブラケットの断面形状をそれぞれ手摺用支柱の見込面を覆い且つ見付面の半分をそれぞれ覆うようにL字型として互いに当接するL字型端部より手摺外部側に突設するリブ形状の持ち出しアームを設け、 該ブラケットアームを包括する前記持ち出しブラケットを手摺の笠木材直下部からコンクリートスラブの鼻先部の厚さを加えた長さとし、 該持ち出しブラケット下部を前記コンクリートスラブの鼻先部の略断面形状に合わせて欠き取り欠切部を設け、 前記持ち出しブラケットアームより突設して設けられたブラケットアームの上端側面とそれぞれ対向する他の手摺用支柱に設けられた同一形状のブラケットアームの上端間に手摺の腰壁材取付用上枠横桟材をそれぞれ取け付けて固着し、 該ブラケットアーム下端間には手摺の腰壁材取付用下枠横桟材をそれぞれ取り付けて、 該上下枠横桟材を用いて手摺の腰壁材となるガラス、アルミパネル、格子等を固定せしめ、 該手摺の腰壁材の取付面が当該建物の他の外壁面と同一面上に持ち出して取付可能となし、 該腰壁材が前記笠木材の直下より装架され下部はコンクリートスラブ鼻先部を覆い隠し当該建物外部から見えないように構成するか、前記コンクリートスラブ下部水切部上端までを覆い隠す構成にしたこと、 を特徴とする持ち出し手摺。

IPC (2件)：

E04F11/18 ,  E04B1/00

FI (2件)：

E04F11/18 ,  E04B1/00 501J

Fターム (10件)：

2E101GG07 ,  2E101HH18 ,  2E101JJ02 ,  2E101JJ04 ,  2E101JJ07 ,  2E101JJ12 ,  2E101NN01 ,  2E101NN04 ,  2E101NN12 ,  2E101NN32

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 建物の柵構造
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平8-215476   出願人：ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
• 手摺支柱用パネル材取付け機構
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平9-361683   出願人：立山アルミニウム工業株式会社