特許
J-GLOBAL ID:200903005956259271

内燃機関のバルブタイミング変更装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 輝夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-078182
公開番号(公開出願番号):特開2000-274217
出願日: 1999年03月23日
公開日(公表日): 2000年10月03日
要約:
【要約】【課題】 シリンダ穴及び係合穴の開口端と、これら穴に埋設される穴部材の端面との間に段差を生じることがなく、係合部材の強度低下を有利に回避することが可能な内燃機関のバルブタイミング変更装置の提供。【解決手段】 ハウジング部材18とベーン部材30との相対回動を規制する回動規制手段44を、ハウジング部材18に形成した係合穴48と、ベーン部材30に放射方向に形成されたシリンダ穴45と、このシリンダ穴45内に出没自在に設けられてその先端が係合穴48に係合可能な係合部材47とから形成する。前記シリンダ穴45を、このシリンダ穴45にシリンダ穴部材50を埋設して形成し、係合穴48を、この係合穴48に係合穴部材55を埋設して形成する。前記シリンダ穴45および係合穴48が開口する部分の表面を、それぞれの穴45,48の軸心に対して略直角な平面とした。
請求項(抜粋):
内燃機関の回転に同期して回転される回転体と、吸気弁または排気弁を駆動するカムシャフトとの間に設けられ、回転体に対してカムシャフトを相対回動させて吸気弁または排気弁の開閉タイミングを変更可能であって、回転体とカムシャフトとの相対回動を規制する回動規制手段を備えた内燃機関のバルブタイミング変更装置において、前記回転体とカムシャフトとの何れか一方と共に回転するハウジング部材と、このハウジング部材内に収容されて、回転体とカムシャフトとの何れか他方と共に回転するベーン部材と、このベーン部材に、放射方向に突出してハウジング部材内に円周方向に複数の作動油室を形成するベーンと、を備え、前記回動規制手段が、ハウジング部材またはベーン部材の何れか一方に形成された係合穴と、ハウジング部材またはベーン部材の何れか他方に半径方向に形成されたシリンダ穴と、このシリンダ穴内に出没自在に設けられてその先端が係合穴に係合可能な係合部材と、から形成され、更に、前記シリンダ穴及び係合穴の両方または何れか一方は、シリンダ穴及び係合穴にそれぞれの穴部材を埋設して形成されると共に、それぞれの穴部材を埋設したシリンダ穴及び係合穴が開口する部分の表面は、それぞれの穴の軸心に対して略直角な平面に形成されてなり、前記係合部材が、係合穴に係合することによってハウジング部材とベーン部材との相対回動を規制し、係合穴との係合を解除することによって両者の相対回動を許容するようにしたことを特徴とする、内燃機関のバルブタイミング変更装置。
Fターム (25件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BA23 ,  3G016BA38 ,  3G016BB04 ,  3G016CA04 ,  3G016CA11 ,  3G016CA13 ,  3G016CA21 ,  3G016CA22 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA29 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA41 ,  3G016CA45 ,  3G016CA46 ,  3G016CA51 ,  3G016CA59 ,  3G016DA06 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA02 ,  3G016GA04
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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