特許
J-GLOBAL ID:200903005963114920

車両用エンジンのシリンダヘッドカバー構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神田 正義
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-111037
公開番号(公開出願番号):特開平11-303618
出願日: 1998年04月21日
公開日(公表日): 1999年11月02日
要約:
【要約】【課題】 オイルの分離効率を向上させてオイル消費の悪化やスロットルバルブの動作不良等を防止できる車両用エンジンのシリンダヘッドカバー構造を提供する。【解決手段】 バルブ機構14の開閉時期をエンジン1の回転数に応じて変化させるアクチュエータ27と、エンジン1のブローバイガスを燃焼室9に再度導いて燃焼させるPCV33とを備えてなる車両用エンジンであって、PCV33をシリンダヘッド3から流出したブローバイガスをオイル成分とガス成分とに分離し、ガス成分を吸気マニホールドに導くPCV室34と、エアクリーナから流出した新気をシリンダヘッド3に導くブリーザ室35とから構成する。そして、シリンダヘッド3を覆うシリンダヘッドカバー5にPCV室34とブリーザ室35とをそれぞれ設けるとともに、PCV室34をアクチュエータ27の上方に位置させる。
請求項(抜粋):
エンジンのバルブ機構と、このバルブ機構の開閉時期を該エンジンの回転数に応じて変化させる可変バルブタイミング機構と、該エンジンのブローバイガスを該エンジンの燃焼室に再度導いて燃焼させるブローバイガス還元装置とを含んでなる車両用エンジンであって、上記バルブ機構は、吸気バルブと排気バルブとをそれぞれ個別に開閉させる一対のカム軸と、この一対のカム軸の一端部の間に巻きかけわたされて上記エンジンのクランク軸の回転を伝達する動力伝達部材とを含み、上記可変バルブタイミング機構は、一のカム軸の一端部に取り付けられて該一のカム軸と該動力伝達部材との間に介在され、該一のカム軸と上記動力伝達部材との回転位相を変化させるアクチュエータを備え、上記ブローバイガス還元装置は、上記シリンダのシリンダヘッドから流出したブローバイガスをオイル成分とガス成分とに分離し、このガス成分を吸気マニホールドに導くPCV室と、エアクリーナから流出した新気を上記シリンダヘッドに導くブリーザ室とを含み、上記シリンダヘッドを覆うシリンダヘッドカバーにPCV室とブリーザ室とをそれぞれ設けるとともに、これらPCV室とブリーザ室のいずれか一方を少なくとも上記アクチュエータの上方に位置させたことを特徴とする車両用エンジンのシリンダヘッドカバー構造。
IPC (5件):
F01M 13/04 ,  F01M 13/00 ,  F02D 13/02 ,  F02F 7/00 ,  F16M 1/026
FI (6件):
F01M 13/04 E ,  F01M 13/04 H ,  F01M 13/00 Q ,  F02D 13/02 G ,  F02F 7/00 P ,  F16M 1/026 A
引用特許:
審査官引用 (1件)

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