特許
J-GLOBAL ID:200903006014073039

車輪軸受装置の加締方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 省吾 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-267427
公開番号(公開出願番号):特開2002-081453
出願日: 2000年09月04日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 車輪軸受装置の転動体に予圧を付与する加締加工を、素材の寸法や硬さのバラツキに影響を受けることなく適正に行い、予圧量のバラツキを抑制することにある。【解決手段】 加締前の軸方向寸法T1を測定し、その軸方向寸法T1に応じて加締用ポンチ7の下死点を制御して加締部10bの作り頭高さHが一定となるように加締める。この作り頭高さHを一定にすることで、加締部10bが内輪20の端面21と接する面積を一定にし、加締時の加工荷重のうちハブ輪10に働く力と内輪20に働く力の割合を一定にして、加締後における予圧量の増加分のバラツキを抑制し、転動体40に必要な予圧量を正確に付与する。
請求項(抜粋):
肩部を有する軸部材に複列の内輪部材を嵌合した内方部材と、その内方部材に相対回転可能に配置した外方部材と、その外方部材および前記内方部材の内外周に形成された複列の軌道面間に介在させた複列の転動体とを備え、前記軸部材の一端部を加締用ポンチにより加締めて内輪部材を軸方向に押し込むことで転動体に予圧を付与する車輪軸受装置の加締方法において、前記軸部材の肩部に当接する所定位置まで内輪部材を嵌合し、その内輪部材の端面から軸部材の基準面までの軸方向寸法を測定し、その寸法に応じて前記加締用ポンチの下死点を制御し、軸部材の加締部の作り頭高さが所定値となるように加締めることを特徴とする車輪軸受装置の加締方法。
IPC (3件):
F16C 35/06 ,  B60B 35/14 ,  F16C 25/08
FI (3件):
F16C 35/06 Z ,  B60B 35/14 V ,  F16C 25/08 A
Fターム (8件):
3J012AB04 ,  3J012BB03 ,  3J012CB10 ,  3J012FB10 ,  3J012HB02 ,  3J017AA05 ,  3J017DA01 ,  3J017DB08
引用特許:
審査官引用 (3件)

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