特許
J-GLOBAL ID:200903030878141336

車輪用転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 武男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-218446
公開番号(公開出願番号):特開平11-062951
出願日: 1997年08月13日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 小型且つ軽量で実用的な構造を実現する。【解決手段】 第一の内輪部材3aの一部内周面に形成した雌スプライン溝28と、第二の内輪部材4aの一部外周面に形成した雄スプライン溝29とを係合させる。第一の内輪部材3aの円筒部8aを直径方向外方にかしめ広げてかしめ部26を形成し、第一、第二の内輪部材3a、4a同士を結合する。第一の内輪部材3aの残部内周面と上記第二の内輪部材4aの残部外周面とは、上記両スプライン溝28、29同士の係合部の軸方向両側で締り嵌めにより嵌合させている。
請求項(抜粋):
外周面に懸架装置に支持する為の第一の取付フランジを、内周面に複列の外輪軌道を、それぞれ有する外輪と、この外輪から突出した部分の外周面に車輪を支持する為の第二の取付フランジを、上記複列の外輪軌道のうちの一端寄り部分の外輪軌道と対向する部分の外周面に第一の内輪軌道を、それぞれ設けた第一の内輪部材と、外周面の中間部若しくは一端寄り部分に第二の内輪軌道を、他端部に等速ジョイントの外輪となるハウジング部を、それぞれ有する第二の内輪部材と、上記各外輪軌道と上記第一、第二の内輪軌道との間にそれぞれ複数個ずつ設けた転動体とを備え、上記第一、第二の内輪部材のうちの一方の内輪部材の少なくとも軸方向一部に円筒状部分を、他方の内輪部材の少なくとも軸方向一部に円杆状部分を、それぞれ形成すると共に、これら円筒状部分と円杆状部分とを互いに嵌合させた状態で、上記第一、第二の内輪部材同士を結合している車輪用転がり軸受ユニットに於いて、上記円杆状部分の先端部には円筒部が形成されており、上記円筒状部分の内周面の少なくとも軸方向中央部には雌スプライン溝が、上記円杆状部分の外周面の少なくとも軸方向中央部にはこの雌スプライン溝と係合する雄スプライン溝が、それぞれ形成されており、上記円筒状部分の一端部内周面と上記円杆状部分の一端部外周面との少なくとも一方の周面には、相手側周面とがたつきなく嵌合する一端側円筒面が形成されており、上記円筒状部分の他端部内周面と上記円杆状部分の他端部外周面との少なくとも一方の周面には、相手側周面とがたつきなく嵌合する他端側円筒面が形成されており、上記第一の内輪部材と第二の内輪部材とは、上記雌スプライン溝と雄スプライン溝とを係合させると共に、上記一端側円筒面と相手側周面とを、上記他端側円筒面と相手側周面とを、それぞれ嵌合させた状態で、上記円筒部の先端部を直径方向外方に塑性変形させる事によりかしめ部とし、このかしめ部により上記一方の内輪部材の一部を上記他方の内輪部材に向け、軸方向に抑え付けている事を特徴とする車輪用転がり軸受ユニット。
IPC (2件):
F16C 19/18 ,  F16C 35/063
FI (2件):
F16C 19/18 ,  F16C 35/063
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-031001
  • 特開昭52-127417
  • 特公昭48-004722
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