特許
J-GLOBAL ID:200903006036473111
回転切削工具のワイヤカット方法および装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
神戸 典和 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-075550
公開番号(公開出願番号):特開平11-267925
出願日: 1998年03月24日
公開日(公表日): 1999年10月05日
要約:
【要約】【課題】 回転切削工具を予め定めた回転位置に自動的に位置決めし得るワイヤカット装置、刃先を効率良く加工し得るワイヤカット方法を提供する。【解決手段】 リーマ60をXYテーブルによりワイヤ,タッチセンサに対して水平面内の任意の位置へ移動させ、タッチセンサをリーマ60に対して昇降させる。タッチセンサのスタイラス166の昇降,リーマ60の移動により測定点P1 ,P2 に球部167を接触させ、2個のZ座標値に基づいてすくい面90が水平になる際のすくい面90の高さ,リーマ60の検出回転位置を求める。全部のチップ82についてのすくい面90の高さ,リーマ60の検出回転位置の検出後、検出回転位置に基づいてリーマ60を加工回転位置に割り出し、チップ82を加工位置に位置決めする。すくい面90の高さに基づいてワイヤとリーマ60とのY軸方向の相対位置を設定し、所望の位置に切れ刃を形成する。
請求項(抜粋):
互いに共同してワイヤを上下に延びる姿勢で保持する上アームおよび下アームと、回転切削工具をほぼ水平な姿勢で保持する工具保持装置と、それら上,下アームと工具保持装置とをほぼ水平な相対移動平面内において任意の相対位置へ移動可能な相対移動装置と、前記工具保持装置により保持された回転切削工具を任意の回転位置へ回転可能な工具回転装置とを備え、工具回転装置により回転切削工具を加工回転位置へ割り出すとともに、前記上,下アームと工具保持装置とを前記相対移動装置により相対移動させつつ回転切削工具とワイヤとの間に放電を生じさせて回転切削工具の刃先を加工するワイヤカット装置であって、対象物に接触したとき接触信号を発するタッチセンサと、そのタッチセンサを前記上アームに取り付けるセンサ取付装置と、そのタッチセンサを前記工具保持装置に保持された回転切削工具の刃が予め定められた条件を満たす状態でその刃のすくい面に丁度接触する作用位置と、回転切削工具が回転してもそれの刃と干渉しない退避位置とに移動させるセンサ移動装置と、そのセンサ移動装置にタッチセンサを前記作用位置へ移動させるとともに、前記工具回転装置に前記回転切削工具を作用位置にあるタッチセンサに前記すくい面が接触する検出回転位置へ回転させる回転位置決め制御手段とを含むことを特徴とするワイヤカット装置。
IPC (2件):
FI (2件):
引用特許:
審査官引用 (2件)
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数値制御による総形工具の加工装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平8-080167
出願人:株式会社牧野フライス製作所, 朝日製型株式会社
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特開昭63-089255
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