特許
J-GLOBAL ID:200903006096967075

伸縮ブーム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小谷 悦司 ,  伊藤 孝夫 ,  樋口 次郎 ,  村松 敏郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-105136
公開番号(公開出願番号):特開2006-282342
出願日: 2005年03月31日
公開日(公表日): 2006年10月19日
要約:
【課題】 複数段の可動ブーム体の伸長作動を所定の順番で確実に行なわせることができるとともに、連結装置と伸長ロック装置の組み込みの容易化、コストダウン、メンテナンス性の向上を実現する。【解決手段】 隣り合う可動ブーム体同士を連結装置1により連結して下段側から先に伸長作動させる構成をとる場合に、たとえば第2段ブーム体B2と第3段ブーム体B3の連結部分において、第3段ブーム体B3の基端部にアーム6、第2段ブーム体B2の基端部に、第1段ブーム体B1のロック穴に嵌まり込んで伸長ロック作用を行うロックピン3とロックバネ5をそれぞれ設ける。アーム6には連結穴7とロック解除用テーパ面10、ロックピン3には連結部材8とロック解除用テーパ面11をそれぞれ設け、ロック解除用テーパ面10,11によるロックピン3のロック/ロック解除の動きを利用して、連結部材8を連結穴7に対して係合/離脱させることにより、両ブーム体B2,B3を連結し、その連結を解くようにした。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ブーム体として、最下段に位置する断面サイズが最大の固定ブーム体と、上段ほど断面サイズが小さくなる複数段の可動ブーム体とを備え、これら各ブーム体がテレスコープ状に嵌合されて伸縮自在に構成されるとともに、最上段の可動ブーム体にブーム伸縮力が加えられるように構成され、かつ、次の構成を具備することを特徴とする伸縮ブーム。 (A) ブーム伸長力を順次下段側の可動ブーム体に伝えて最下段の可動ブーム体から伸長させるために隣り合う可動ブーム体同士を連結する連結装置と、上記各可動ブーム体の伸長作動完了時に同ブーム体を下段側のブーム体に固定して縮小しないようにロックするとともにブーム縮小作動時に上記ロックを解除する伸長ロック装置とを具備すること。 (B) 上記伸長ロック装置として、最上段の可動ブーム体を除く各可動ブーム体の基端部にブーム長さ方向と直交する方向にスライド可能に設けられたロックピンと、可動ブーム体の伸長作動完了時にこのロックピンが係合してロック状態となるように下段側のブーム体の先端部に設けられたロック穴と、ロックピンに上記ロック穴に係合する方向のバネ力を加えるロックバネと、上段側可動ブーム体の基端部に下段側の可動ブーム体に向けて突設されたアームと、ブーム縮小時のアームの移動力を上記ロックピンに上記ロックバネに抗してロック穴から外れるロック解除力として伝達するロック解除手段とが設けられていること。 (C) 上記連結装置として、上記伸長ロック装置のアームに前後に長い長穴状の連結穴が設けられるとともに、上記ロックピンに同ピンと一体に移動して上記連結穴に対して係脱する連結部材が設けられ、この連結部材が、上段側の可動ブーム体の縮小状態で同ブーム体のアームの連結穴に係合して両可動ブーム体を連結し、下段側可動ブーム体の伸長作動完了時に同連結穴から外れて連結を解くように構成されていること。
IPC (2件):
B66C 23/687 ,  B66C 23/697
FI (2件):
B66C23/68 J ,  B66C23/68 N
Fターム (6件):
3F205AA05 ,  3F205AC01 ,  3F205BA06 ,  3F205CA03 ,  3F205CB11 ,  3F205CB18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • テレスコピックブーム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-054717   出願人:ホルスト・ツインマーマン

前のページに戻る