特許
J-GLOBAL ID:200903006112450924

水蒸発式冷却装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-203369
公開番号(公開出願番号):特開平11-054973
出願日: 1997年07月29日
公開日(公表日): 1999年02月26日
要約:
【要約】【課題】 この発明は、発熱体を外周温度以下に冷却でき、環境保全に適した小型の発熱体の水蒸発式冷却装置を得る。【解決手段】 ヒートシンク51は、筐体52の一部に設けられた貯水ピット54、一端が貯水ピット54に貯水されている水30に浸漬された含水層53、筐体52の一部を構成して密閉空間57を形成する選択的水蒸気透過膜31を有している。密閉筐体32と減湿装置65とが空気配管77a、77bで連結され、気体循環回路が構成され、この気体循環回路中を循環する空気が水蒸気を減湿装置65で凝縮分離されて乾燥空気となる。この密閉筐体32内にはヒートシンク51が収納され、乾燥空気が選択的水蒸気透過膜31の外表面に沿って流通し、ヒートシンク51内の水蒸気が密閉筐体32内に取り出される。
請求項(抜粋):
筐体、この筐体の一部に設けられて水を貯水する貯水ピット、該筐体の内壁面に設けられ、一端が該貯水ピットに貯水されている水に浸漬されて毛細管現象により常に湿潤状態に維持され、かつ、該筐体を介して発熱体に熱的に連結されて該発熱体から熱を吸熱する含水層および該含水層と相対して該筐体の一部を構成し、該筐体と共働して密閉空間を形成し、気体中の水蒸気を選択的に透過する選択的水蒸気透過膜を有するヒートシンクと、気体に含まれる水蒸気を凝縮して水溜に分離回収するとともに低湿度の気体を得る減湿装置と、この減湿装置で得られた低湿度の気体を上記選択的水蒸気透過膜の外表面に沿って流通させた後減湿装置に戻す気体循環回路と、この気体循環回路中に配設されて気体を気体循環回路を循環させる気体循環手段と、上記減湿装置の水溜に回収された水を上記貯水ピットに返水する返水手段とを備えたことを特徴とする水蒸発式冷却装置。
IPC (2件):
H05K 7/20 ,  H01L 23/427
FI (2件):
H05K 7/20 Q ,  H01L 23/46 A
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 電子機器の冷却構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-212400   出願人:富士通株式会社
  • 特開昭62-117613
  • 特開昭61-036104

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