特許
J-GLOBAL ID:200903006138462157

炭酸カルシウム分散体の調製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-155989
公開番号(公開出願番号):特開平5-319815
出願日: 1992年05月22日
公開日(公表日): 1993年12月03日
要約:
【要約】【構成】 石灰乳を炭酸ガスを用いて炭酸化反応して得られる炭酸カルシウムの水懸濁液の調製工程において、炭酸化反応終了して調製されたpH値Xの炭酸カルシウムの水懸濁液を攪拌、及び/又は湿式粉砕、及び/又は静置し、該炭酸カルシウムの水懸濁液のpHを以下に示す式(a)及び(b)を満たすpH値Yに上昇せしめた後、水懸濁液中に存在するアルカリ物質を除去及び/又はアルカリ物質の単位体積当たりの濃度を低下せしめ、炭酸カルシウムの水懸濁液のpHを、以下に示す式(c)を満たすpH値Zに調整することを特徴とする、炭酸カルシウム分散体の製造方法。Y≧8.6 ・・・(a)10(Y+2) /10X ≧125 ・・・(b)10(Z+2) /10Y ≦80 ・・・(c)但し、X、Yは同一温度条件下でのpHである。pH値Zは、Zが8.6未満の場合、Zは8.6として計算。【効果】 二次凝集が少なく、分散性の良好な合成炭酸カルシウムが提供される。
請求項(抜粋):
石灰乳を炭酸ガスを用いて炭酸化反応して得られる炭酸カルシウムの水懸濁液の調製工程において、炭酸化反応終了して調製されたpH値Xの炭酸カルシウムの水懸濁液を攪拌、及び/又は湿式粉砕、及び/又は静置し、該炭酸カルシウムの水懸濁液のpHを以下に示す式(a)及び(b)を満たすpH値Yに上昇せしめた後、水懸濁液中に存在するアルカリ物質を除去及び/又はアルカリ物質の単位体積当たりの濃度を低下せしめ、炭酸カルシウムの水懸濁液のpHを、以下に示す式(c)を満たすpH値Zに調整することを特徴とする、炭酸カルシウム分散体の製造方法。Y≧8.6 ・・・(a)10(Y+2) /10X ≧125 ・・・(b)10(Z+2) /10Y ≦80 ・・・(c)但し、X、Yは同一温度条件下でのpHである。pH値Zは、Zが8.6未満の場合、Zは8.6として計算。
IPC (2件):
C01F 11/18 ,  C08K 3/26 KAF
引用特許:
審査官引用 (2件)

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