特許
J-GLOBAL ID:200903006147994420
燃料タンクに溶接可能な蒸発ガス通気バルブ
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-063247
公開番号(公開出願番号):特開平11-315765
出願日: 1999年03月10日
公開日(公表日): 1999年11月16日
要約:
【要約】【課題】 燃料タンクに溶接可能な蒸発ガス通気バルブにおいて、バルブ本体を溶接性の結合部で覆うように成型する必要性を解消する。【解決手段】 本発明に係る蒸発ガス通気バルブアセンブリ 118は、非溶接性(耐熱性)バルブ本体 120と、ポリマー製の燃料タンク10の外表面上に溶接するためにバルブ本体 120の上端に取付けられた溶接性の結合部 138とを備えている。溶接性の結合部 138は、互いに組み合ってシール嵌め合いした状態で係合する溶接性の結合部 138から下方に延びる漏れ防止リブ 135とバルブ本体 120から上方に延びる漏れ防止リブ 134とを利用してバルブ本体 120の適所に締結する。漏れ防止リブ 134,135 は、通気バルブアセンブリ 118の組付部の間からの液体燃料および燃料蒸発ガスの漏れを防止するラビリンス形式のシールを形成する。
請求項(抜粋):
開口(11)を通してポリマー製の燃料タンク(10)内へ延びるように設けられた下部(122) および前記燃料タンク(10)上に延びるように設けられた上部(124) を有し、前記燃料タンク(10)の内部から外部への蒸発ガス流路を形成する非溶接性の主バルブ本体(20)と、前記燃料タンク(10)への溶接に適した溶接性の材料からなり、少なくとも一部が、前記主バルブ本体(120) が前記燃料タンクの開口(11)内の作動位置に配置されたとき、前記燃料タンク(10)に溶接するために該燃料タンク(10)に当接するように設計されており、前記主バルブ本体(120) に組み付けられる溶接性の結合部(138) とを備え、前記溶接性の結合部(138) の下面部には、幾つかの第1垂直リブ(135) が形成され、前記バルブ本体(120) の上端部には幾つかの第2垂直リブ(134) が形成されており、前記溶接性の結合部(138) および前記バルブ本体(120) 上のこれらの第1、第2垂直リブ(135,134) は、前記溶接性の結合部(138) から延びる少なくとも1つのリブ(135) が前記バルブ本体(120) から延びる2つのリブ(134) の間に挟まれ、または、前記バルブ本体から延びる少なくとも1つのリブ(134) が前記溶接性の結合部(138) から延びる2つのリブ(135) に挟まれるように結合されて気密的に嵌め合わされた状態で、軸方向に組み合わされるようになっていることを特徴とする燃料タンクに溶接可能な蒸発ガス通気バルブ。
IPC (4件):
F02M 37/00 301
, B60K 15/077
, F16K 24/00
, F16K 27/00
FI (4件):
F02M 37/00 301 E
, F16K 24/00 H
, F16K 27/00 B
, B60K 15/02 L
引用特許:
審査官引用 (3件)
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配管分離装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-278888
出願人:三菱重工業株式会社
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フューエルフィラーパイプとその製造方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-259243
出願人:株式会社イノアックコーポレーション
-
燃料流出防止弁
公報種別:公開公報
出願番号:特願平9-230866
出願人:株式会社ニフコ
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