特許
J-GLOBAL ID:200903006190493141

急速加熱焼鈍によるテンパー度で3〜4の表面処理鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-310963
公開番号(公開出願番号):特開平7-166244
出願日: 1993年12月13日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 テンパー度で3から4のイヤリング性の優れた容器用鋼板を製造する方法。【構成】 100°C/s以上の急速加熱焼鈍を行うことにより、優れたイヤリング性が確保でき、かつ上記急速加熱焼鈍を行っても、(1)鋼成分制御、(2)鋼成分制御+高温捲取、(3)鋼成分制御+OA処理、(4)鋼成分制御+高温捲取+OA処理、のいずれかの方法により、軟質なテンパー度で3から4の表面処理鋼板の製造が可能である。【効果】 本発明によれば、T3〜T4の表面処理原板でイヤリング率が1%未満の鋼が製造可能であり、その工業的価値は大きい。
請求項(抜粋):
重量%でC :≦0.060%、Mn:0.05〜0.60%、P :0.001〜0.025%、S :0.001〜0.025%、sol.Al:0.002〜0.060%、N:≦0.0035%、T.O:≦0.0070%、残部不可避的不純物及び鉄からなる鋼片を、通常の熱間圧延条件で加熱、熱間圧延を行い、巻き取り熱延鋼帯として、冷間圧延を行い、その後、連続焼鈍にて100〜2000°C/sで650〜850°Cに加熱し、300°C/s以下の冷却速度で冷却する再結晶焼鈍を行うことを特徴とするテンパー度で3〜4のイヤリング性の優れた容器用鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/48 ,  C21D 8/04 ,  C22C 38/00 301

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