特許
J-GLOBAL ID:200903006247656514

Ni基耐熱合金の性能回復処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萩原 亮一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-055740
公開番号(公開出願番号):特開平11-236655
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年08月31日
要約:
【要約】【課題】 高温での長時間使用により強度、延性などの性能が劣化した高温部材に適用してその性能を使用前の状態に回復させ、再度の使用を可能とし、資源の有効利用や環境保全に寄与することができる性能回復処理方法を提供すること。【解決手段】 熱履歴を受けて性能が劣化した特定組成のNi基耐熱合金に1200±25°Cの温度で1〜5時間保持後炉冷する第1段溶体化処理を施し、続いて1140±25°Cの温度で1〜5時間保持後空冷する第2段溶体化処理を施し、さらに835±25°Cの温度で24±2時間保持する時効処理を施すことを特徴とするNi基耐熱合金の性能回復処理方法。
請求項(抜粋):
熱履歴を受けて性能が劣化した重量%でCr:13.1〜15%、Co:8.5〜10.5%、Mo:1〜3.5%、W:3.5〜4.5%、Ta:3〜5.5%、Al:3.5〜4.5%、Ti:2.2〜3.2%、C:0.06〜0.12%、B:0.025%以下、Zr:0.01〜0.05%、Mg及び/又はCa:1〜100ppm、Hf:0〜1.5%を含有し、残部がNi及び不可避的不純物よりなるNi基耐熱合金の性能回復処理方法であって、前記性能の劣化したNi基耐熱合金に1200±25°Cの温度で1〜5時間保持後炉冷する第1段溶体化処理を施し、続いて1140±25°Cの温度で1〜5時間保持後空冷する第2段溶体化処理を施し、さらに835±25°Cの温度で24±2時間保持する時効処理を施すことを特徴とするNi基耐熱合金の性能回復処理方法。
IPC (6件):
C22F 1/10 ,  C22C 19/05 ,  C22F 1/00 650 ,  C22F 1/00 651 ,  C22F 1/00 691 ,  C22F 1/00
FI (6件):
C22F 1/10 H ,  C22C 19/05 C ,  C22F 1/00 650 A ,  C22F 1/00 651 B ,  C22F 1/00 691 B ,  C22F 1/00 691 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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