特許
J-GLOBAL ID:200903006257570863
クラフトパルプの製造方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大浜 博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-169426
公開番号(公開出願番号):特開2006-342462
出願日: 2005年06月09日
公開日(公表日): 2006年12月21日
要約:
【課題】 無塩素漂白方式によって製造されるクラフトパルプ(特に、広葉樹クラフトパルプ)の退色性を改善することと、製造されたパルプの強度を改善すること。【解決手段】 蒸解工程と酸素脱リグニン工程と、塩素を使用しない無塩素漂白方式による漂白工程とを有するクラフトパルプの製造方法において、酸素脱リグニン工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を45mmol/絶乾パルプkg以上とする。 そしてまた、製造されたパルプの退色性を改善するための手段として、漂白工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量を5mmol/絶乾パルプkg以下とする。 本願発明の方法を実施するにあたっては、酸素脱リグニン工程後に、pH2.5〜3.5、反応温度80〜90°C、反応時間180分以上、好ましくは180〜480分、さらに好ましくは240〜420分の条件下でパルプ成分を酸処理することが推奨される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
リグノセルロース物質からなるパルプ原料を蒸解薬品で蒸解してパルプ成分を生成する蒸解工程と、前記パルプ成分中のリグニン成分を除去又は低減させる酸素脱リグニン工程と、塩素を使用しない無塩素漂白方式による漂白工程とを有するクラフトパルプの製造方法であって、前記酸素脱リグニン工程後のパルプ成分中のヘキセンウロン酸量が45mmol/絶乾パルプkg以上であり、且つ前記漂白工程後のパルプ成分のヘキセンウロン酸量が5mmol/絶乾パルプkg以下であることを特徴とするクラフトパルプの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (16件):
4L055AA02
, 4L055AA03
, 4L055AC06
, 4L055AD07
, 4L055AD20
, 4L055BA20
, 4L055BB11
, 4L055BB17
, 4L055EA01
, 4L055EA20
, 4L055EA24
, 4L055EA31
, 4L055FA02
, 4L055FA04
, 4L055FA05
, 4L055FA21
引用特許:
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