特許
J-GLOBAL ID:200903006274645214

ディスプレイ装置の階調歪み補正回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古澤 俊明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214337
公開番号(公開出願番号):特開平10-042137
出願日: 1996年07月24日
公開日(公表日): 1998年02月13日
要約:
【要約】【課題】 多階調画像を表示した場合に発生する階調歪みを低減すること。【解決手段】1フィールド毎に階調歪みの生じる境界データ(例えば「0Fh」)を含む設定階調範囲内の表示階調の画素が設定面積以上の補正対象領域HAを形成するか否かを検出する補正対象検出回路10と、領域HA内の階調分布を検出する階調分布検出回路12と、階調分布の中心データDcを求め、境界データと比較してシフト方向を判断するシフト方向判断回路14と、階調分布の上限値B、下限値Cと境界データに基づきシフト量を算出するシフト量算出回路14と、検出回路10の検出出力に基づいて、領域HA内の各画素の映像データに算出したシフト量をシフト方向に対応して加減算し領域HA内の映像データとして出力する演算回路18とを具備し、階調歪みの生じる境界データを含まない階調表現性の良いデータにシフトして階調歪みを低減し、表示品質の低下を防止する。
請求項(抜粋):
ディスプレイパネルの1画面表示期間を表示階調に対応した複数の表示期間に時分割して多階調画像を表示するディスプレイ装置において、前記ディスプレイパネルの1画面表示期間毎に、階調歪みの生じる特定階調を含む設定階調範囲内の表示階調の画素が、設定面積以上の補正対象領域を形成しているか否かを検出する補正対象検出回路と、前記補正対象領域内の全画素についての各階調の分布数を検出する階調分布検出回路と、この階調分布検出回路で検出した各階調の分布数に基づいて階調分布の中心データを求め、この中心データと前記階調歪みを生じる特定階調の境界データとを比較して前記補正対象領域についてのシフト方向を判断するシフト方向判断回路と、前記階調分布の上限値及び下限値と前記境界データとに基づいて前記補正対象領域についてのシフト量を算出するシフト量算出回路と、前記補正対象検出回路の検出出力に基づいて、前記補正対象領域内の各画素の映像データに前記シフト量算出回路の算出データを前記シフト方向判断回路のシフト方向に加算又は減算して前記補正対象領域内の各画素の映像データとして出力する演算回路とを具備してなることを特徴とするディスプレイ装置の階調歪み補正回路。
IPC (4件):
H04N 1/407 ,  G09G 3/28 ,  H04N 5/66 ,  H04N 5/66 101
FI (4件):
H04N 1/40 101 E ,  G09G 3/28 K ,  H04N 5/66 A ,  H04N 5/66 101 C
引用特許:
出願人引用 (5件)
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