特許
J-GLOBAL ID:200903006286773552

サーボプレスの金型保護装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-224495
公開番号(公開出願番号):特開平11-058099
出願日: 1997年08月07日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 最大許容荷重を越えないような荷重異常を早期に検出して金型破損を防止するサーボプレスの金型保護装置及びその方法を提供する。【解決手段】 サーボプレスにおいて、スライド位置検出手段16と、スライド荷重信号を検出する荷重検出手段19aと、この荷重信号から荷重値を算出する荷重演算手段21と、予め実プレス作業前に加圧下降させ、このときに所定間隔毎のスライド位置での前記荷重値を入力し、この荷重値を各スライド位置に対応させて記憶する基準荷重ティーチング手段22と、前記荷重値に基づいて、各スライド位置に対応する許容荷重値を設定し、記憶する許容値設定手段23と、実プレス作業の加圧下降時に、各スライド位置のときの実負荷の荷重値が前記許容荷重値以上のときに荷重異常信号を出力する荷重異常判定手段24と、荷重異常信号を受け、スライドを上下動する電動サーボモータ19を加圧加工時と反対方向に駆動するサーボモータ指令出力手段29の速度指令を出力するサーボモータ指令演算手段27とを備える。
請求項(抜粋):
上下動自在に配設されたスライド(13)と、スライド(13)と対向する位置に配設されたボルスタ(12)と、スライド(13)及びボルスタ(12)の互いに対向する面に取着された金型と、スライド(13)を上下動させる電動サーボモータ(19)と、入力した速度指令に基づいてこの電動サーボモータ(19)を制御してスライド(13)を上昇あるいは加圧下降等に切替えるサーボモータ指令出力手段(29)とを備えたサーボプレスの金型保護装置において、ボルスタ(12)からのスライド(13)の位置を検出するスライド位置検出手段(16)と、スライド(13)にかかる荷重を表す信号を検出する荷重検出手段(19a) と、この検出された荷重信号に基づいて、スライド(13)にかかる荷重値を算出する荷重演算手段(21)と、予め実プレス作業前に、前記金型に設置した素材をスライド(13)を下降させて加圧し、このときに、スライド位置検出手段(16)により検出したスライド位置に基づいて、所定間隔毎のスライド位置での前記荷重値を荷重演算手段(21)から入力し、この入力した荷重値を各スライド位置に対応させて記憶する基準荷重ティーチング手段(22)と、この記憶された荷重値に基づいて、各スライド位置に対応する許容荷重値を設定し、記憶する許容値設定手段(23)と、実プレス作業の加圧下降時に、スライド位置検出手段(16)からのスライド位置に対応して、荷重演算手段(21)から前記荷重値を実荷重値として入力すると共に、許容値設定手段(23)から前記許容荷重値を入力し、この許容荷重値と実荷重値とを比較し、実荷重値が許容荷重値以上のときに荷重異常信号を出力する荷重異常判定手段(24)と、この荷重異常信号を入力したとき、スライド(13)を加圧加工時と反対方向に駆動するための電動サーボモータ(19)の速度指令をサーボモータ指令出力手段(29)に出力するサーボモータ指令演算手段(27)とを備えたことを特徴とするサーボプレスの金型保護装置。
IPC (4件):
B30B 15/28 ,  B30B 1/18 ,  B30B 15/14 ,  B30B 15/26
FI (5件):
B30B 15/28 N ,  B30B 15/28 A ,  B30B 1/18 B ,  B30B 15/14 Q ,  B30B 15/26
引用特許:
審査官引用 (5件)
全件表示

前のページに戻る