特許
J-GLOBAL ID:200903006366076879
操船支援装置およびそれを備えた船舶、ならびに操船支援方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (2件):
稲岡 耕作
, 川崎 実夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-361714
公開番号(公開出願番号):特開2005-200004
出願日: 2004年12月14日
公開日(公表日): 2005年07月28日
要約:
【課題】停泊時の船舶の操作をより容易にすることができる操船支援装置を提供する。 【解決手段】船体2の後部左舷側および後部右舷側に船外機11および12がそれぞれ取り付けられている。船外機11,12は、それぞれ推進ユニットと舵取り機構とを有している。航走制御装置20は、推進ユニットの出力および舵取り機構の操舵角を制御する。停泊操船支援開始ボタン15を操作すると、十字ボタン16によって、船舶1を前後左右に横移動させることができる。このとき、外乱による影響を排除するように船外機11,12の推進力が定められる。また、船舶1の回頭が生じないように操舵角が定められる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
船体の後部左舷側および後部右舷側においてそれぞれ推進力を発生する一対の推進機、ならびに前記船体に対して前記一対の推進機による推進力の発生方向がなす角度である操舵角をそれぞれ変化させる一対の舵取り機構を備えた船舶の停泊時の操船を支援するための操船支援装置であって、
前記船舶の位置を検出する位置検出手段と、
停泊時操船の支援開始を指示するための操船支援開始指示手段と、
この操船支援開始指示手段によって操船支援開始が指示されたことに応答して前記位置検出手段が検出する船舶の位置を操船支援開始位置として記憶する操船支援開始位置記憶手段と、
前記操船支援開始指示手段によって操船支援開始が指示されたことに応答して、前記船舶の旋回角速度が零となるように、前記一対の舵取り機構の操舵角を制御する操舵制御手段と、
前記操船支援開始指示手段によって操船支援開始が指示されたことに応答して、前記船体の船首および船尾を通る中心線に沿うx軸方向に関する前記船舶の位置、および前記中心線に直交するy軸方向に関する前記船舶の位置の少なくともいずれか一方が前記操船支援開始位置記憶手段に記憶された操船支援開始位置に等しく保持されるように、前記位置検出手段によって検出される船舶の位置に基づいて、前記一対の推進機からそれぞれ発生させるべき目標推進力を算出する目標推進力算出手段と、
この目標推進力算出手段によって算出された目標推進力を達成すべく、前記一対の推進機を制御する推進力制御手段とを含むことを特徴とする操船支援装置。
IPC (3件):
B63H25/42
, B63B21/00
, B63H20/00
FI (3件):
B63H25/42 B
, B63B21/00 Z
, B63H21/26 N
引用特許:
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