特許
J-GLOBAL ID:200903006368339206
連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法及びステンレスストリップの連続鋳造熱間圧延用熱処理炉
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
矢葺 知之 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-189988
公開番号(公開出願番号):特開平9-029395
出願日: 1995年07月26日
公開日(公表日): 1997年02月04日
要約:
【要約】【課題】 連続鋳造に際して鋳造厚を走間で変更する場合に再結晶粒径を微細化でき、表面品質、内部組織に優れたステンレスストリップを低コストで製造可能な連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法とこの方法を実施するための熱処理炉を提供する。【解決手段】走間で鋳造板厚を薄くする際は鋳造弧角を下げ鋳造速度を遅くするとともに熱処理炉の熱処理長と冷却帯の冷却長を短縮してからドラム間の開度を閉めて連続鋳造を行い、熱処理長および冷却長を所定の長さに増加変更する。また、走間で9鋳造板厚を厚くするに際しては、常用の鋳造弧角のままで、熱処理炉の熱処理長と冷却帯の冷却長を短縮しながらドラム間の開度を開き、鋳造速度を遅くして連続鋳造を行い、熱処理炉の熱処理長と冷却帯の冷却長を所定の長さまで増加変更する。
請求項(抜粋):
双ドラム式連続鋳造機で薄鋳片を連続鋳造し、この薄鋳片を連続鋳造機の下流に連続配置した熱間圧延機、熱処理炉、冷却装置等で連続処理する連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法において、走間で鋳造板厚を薄くするに際して、ドラムとサイド堰により形成される湯溜まり部の湯面高さを常用の鋳造弧角から20〜30度まで下げ鋳造速度を遅くするとともに熱処理炉の熱処理長と冷却帯の冷却長を短縮してから、鋳造速度と冷却帯の冷却長を回復させながらドラム間の開度を閉め鋳造板厚を薄くして連続鋳造を行い、一定時間経過した後に鋳造弧角を常用レベルに回復させるとともに鋳造速度の増加に応じて熱処理炉の熱処理長と冷却帯の冷却長を所定の長さまで増加させ、薄鋳片の板厚変更部が熱間圧延機に到達の直前に熱間圧延機の圧下率を30%以上で制御して熱間圧延を行い、熱間圧延機で熱間圧延されたストリップを熱処理炉で900〜1200°Cのストリップ温度で5秒以上熱処理した後、冷却帯で500〜550°Cに冷却することを特徴とする連続鋳造熱間圧延によるステンレスストリップの製造方法。
IPC (11件):
B22D 11/06 330
, B21B 1/46
, B21B 3/02
, B21B 45/00
, B22D 11/12
, B22D 11/124
, B22D 11/20
, C21D 8/02
, C21D 9/46
, C21D 9/56 101
, C21D 9/56
FI (12件):
B22D 11/06 330 B
, B21B 1/46 B
, B21B 3/02
, B21B 45/00 M
, B22D 11/12 D
, B22D 11/12 A
, B22D 11/124 K
, B22D 11/20 A
, C21D 8/02 Z
, C21D 9/46 Q
, C21D 9/56 101 A
, C21D 9/56 101 G
引用特許:
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