特許
J-GLOBAL ID:200903006393675830

デジタル低域増強回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 原 謙三
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-291501
公開番号(公開出願番号):特開平9-135138
出願日: 1995年11月09日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 携帯型のコンパクトディスク再生装置やミニディスク再生装置などで好適に実施されるデジタル低域増強回路11において、クリップの発生を抑えつつ、低域成分の大小による増強特性の変化を抑える。【解決手段】 遅延器13が設けられる全波帯域側のラインにアッテネータ12を設けるとともに、ローパスフィルタ16側のアッテネータ15とのゲインの和を1とする。したがって、入力デジタル音響信号がほとんど低域成分で構成されており、ローパスフィルタ16での入出力がほとんど等しくなってしまうような場合でも、確実にクリップの発生を抑えることができるとともに、このような低域成分の大小に係わりなく、一定の増強特性を安定して実現することができ、再生音響の低域にふらつきが発生することを防止することができる。
請求項(抜粋):
入力されるデジタル音響信号を予め定める第1のゲインで減衰させる第1のアッテネータと、入力されるデジタル音響信号を予め定める第2のゲインで減衰させる第2のアッテネータと、前記第2のアッテネータの出力が入力されるローパスフィルタと、前記第1のアッテネータの前段または後段に介在され、前記第2のアッテネータおよびローパスフィルタでの信号処理による遅延時間の和から前記第1のアッテネータでの信号処理による遅延時間を減算した値の遅延時間を有する遅延器と、前記第1のアッテネータ側および第2のアッテネータ側からのデジタル音響信号を加算して出力する加算器とを含むことを特徴とするデジタル低域増強回路。
IPC (2件):
H03G 5/02 ,  H03H 17/02 601
FI (2件):
H03G 5/02 C ,  H03H 17/02 601 J
引用特許:
審査官引用 (3件)

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