特許
J-GLOBAL ID:200903006402786268
磁気特性に優れる一方向性珪素鋼板の製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
小川 順三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-302089
公開番号(公開出願番号):特開平8-157964
出願日: 1994年12月06日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 インヒビターとしてMnSe,MnSの少なくとも1つとAlNとを複合して用いて,高磁束密度かつ低鉄損の特性を有する一方向性珪素鋼板の製造技術を提供する。【構成】 C,Si,Mn,Al,N,Se,Sを含有するけい素スラブを加熱し、インヒビターを溶体化した後、熱間圧延、熱延板焼鈍、冷間圧延を行い、その後脱炭素鈍および仕上げ焼鈍を行う工程を経て一方向性けい素鋼板を製造するに当たり、前記仕上げ圧延における入り側の鋼板表面温度を1000〜1200°Cの範囲とし、かつ仕上げ圧延の第1パス圧下終了から仕上げ圧延の第2パス圧下開始までの経過時間を下記式の関係を満足するように処理する。即ち t≦(T-600)/100ただし、tは仕上げ圧延の第1パス圧下終了から第2パス開始までの経過時間(sec),Tは仕上げ圧延り側の鋼板表面温度(°C)
請求項(抜粋):
C:0.01〜0.10wt%、 Si:2.0 〜4.5 wt%、Mn:0.02〜0.30wt%、 Al:0.005 〜0.10wt%、N:0.004 〜0.015wt %を含み、かつSe:0.005 〜0.06wt%およびS:0.005 〜0.06wt%のうちから選ばれる1種または2種を含有するけい素鋼スラブを加熱し、インヒビター成分を溶体化した後、粗圧延および仕上げ圧延からなる熱間圧延を行い、次いで熱延板焼鈍を施したのち、1回または中間焼鈍をはさむ2回以上の冷間圧延を行い、その後脱炭焼鈍および仕上げ焼鈍を行う工程を経て一方向性けい素鋼板を製造するに当たり、前記仕上げ圧延における入り側の鋼板表面温度を1000〜1200°Cの範囲とし、かつ前記仕上げ圧延の第1パス圧下終了から前記仕上げ圧延の第2パス圧下開始までの経過時間を下記式;t≦(T-600)/100ただし、t:仕上げ圧延の第1パス圧下終了から第2パス圧下開始までの経過時間(sec)T:仕上げ圧延入り側の鋼板表面温度(°C)の関係を満足するように処理することを特徴とするに磁気特性に優れる一方向性珪素鋼板の製造方法。
IPC (4件):
C21D 8/12
, C22C 38/00 303
, C22C 38/60
, H01F 1/16
引用特許:
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